2020年になり、今年初の風古戦場が近づいてきた。
グラブルの賢者が実装されてからどれだけ経ったか覚えてないが、
日々コツコツと取り組んでいる人ならもう3、4人くらいは仲間にしているんじゃなかろうか?
でも、大体取得されやすいのは火のアラナンだったり、土のカイム。
あとは闇のニーアあたりが人気で多分取得数も多いハズ。
一方、人気の無さや人柱のような存在といえば、
光のガイゼンボーガ(強いけどね)、あとは風のエスタリオラ(強いけどね)。
どちらにも属さない趣味や興味本位に位置するであろう他の賢者たち。
今回はその趣味や興味本位ポジションに居るであろう内の1人である、
風の十賢者の一人、カッツェリーラについて紹介してみようと思う。
結論 カッツェリーラがPTに組まれる頻度は高くない
めんどくさいから先に結論を書いた。 後で理由を述べていく。
管理人はカッツェリーラを取得したものの、仕方なく情でPTに入れてるだけで、
別に必要かと問われたら首をかしげる。
強いポイントと不要だと思う場面などをまとめてみよう。
◎カッツェの強いポイント
- Ex+などで装備が揃ってる層には非ATでカッツェ2アビだけで2,100万オーバーが可能
- 奥義後は土属性変換+ガードでPT全体が固くなる
- 1アビで毎ターン奥義ゲージを吸うものの、連続攻撃UPと防御力UPが優秀でマグナに恩恵がある
- 3アビをスパルタ主人公に投げるとスパルタサポアビのイージスブーンが発動できる(かばう+全属性ダメカ50%)
- 3アビが全体かばう効果+ガッツ効果を誰かに投げれるため、分身効果付きのアンチラに投げると全回避してくれる
とにかくPTが固くなる。サラちゃんの上位互換と言っても過言ではない。
サポアビで奥義ゲージの消費量に応じてPTメンバーが回復もするため、
硬さだけじゃなくて、ヒールも気持ち程度にしてくれる。
特に痛くもない相手にカッツェを用いるのは適正とは言えず、
使うならアルバハHLやルシファーHLなどの高難易度マルチが刺さる。
逆にそれ以外だと・・・まあいらないかな、っていうレベル。
✕カッツェの弱いポイント
- 装備が揃ってないと火力が周りに劣って見える
- 攻撃寄りのスキルが2アビ(奥義性能UP)以外無いため、貢献度争いには不向き
- フルオート適正が微妙(3アビは使用されず、1アビはリキャごとに使用され、PTメンバーの奥義ゲージが狂う)
強いポイントと比較すると弱いポイントは少なく、別に悪いキャラってことはない。
速度を競わず、装備が揃いつつあり、高難易度マルチに挑みたい層や、
フルオートorオート放置をしたい場合などにはうってつけなキャラとも言える。
先に○アビがどうのこうの言われてもわからないと思うので、
次にアビリティの紹介をするとしよう。
カッツェリーラのアビリティの詳細
まずはアビリティから。
雌伏の第一楽章+
これがちょっと使いづらい。
再使用で解除系のスキルとなり、効果中は、
防御大幅UP+連続攻撃確率UPの2種の効果を受けられる。
連撃が足りなかったりHPに余裕の無いマグナにはありがたいのだが、
デメリットとしてカッツェリーラ以外のキャラの奥義ゲージが30%削られる。
各キャラから10%×3ではなくて、他のメンバー1人から30%も消費。
ちなみに後述するが、カッツェのサポアビで消費した奥義ゲージの量に対してHPを回復する効果があるため、
この1アビを使用することによって30%分を消費したとなり、ターン終了時に回復を受けることができる。
とはいっても、その回復量は雀の涙ほど。
しかもフルオート放置をするとリキャ毎に1アビをしようするため、
ターン終了時に奥義ゲージが30%消えたり消えなかったりを繰り返して色々と狂う。
侵攻の第二楽章+
これがカッツェの本体といっても過言ではない。
PTメンバーの奥義ゲージを30%上昇させ、なおかつ奥義性能をUPさせる。
とはいってもバハムート5凸ほどの恩恵は無い。
このスキルによって主人公が剣豪武器である【無名金重】を装備することによって、
30%以上の奥義ゲージを得られるので、フレ石を黄龍3凸と統べ称号効果で開幕からフルチェインを狙うことができる。
これによって風古戦場EX+をカッツェ2アビ1ポチで2,100万ダメージ以上を出すというのが話題にもなったが、
いかんせん装備の敷居が高く、マグナでは管理人の知る限りだと達成はできず、
ゼピュロスであってもスカイエース2本だったり、とにかくリミ武器の用意が大変。
(どうやらマグナでも1ポチが可能らしい)
なんちゃってゼピュロスマンが非AT1ポチを夢見てカッツェを取っても絶望を見るだけである。
死守の第三楽章+
高難易度マルチにおいて効力を発揮する便利スキル。
カッツェ以外の単体キャラに防御UP+全体かばう+ガッツ効果を付与するもの。
魅力的なのは【全体かばう】効果であり、ただの【かばう】じゃない点。
どういう事かというと、ちょっとグラブルに慣れてきた層であれば、
分かりやすい例えはプロトバハムートの25%と10%(?)に飛んでくる【大いなる破局】を、
カッツェ3アビを破局を受けさせたい対象のキャラに投げれば一人受けしてくれるもの。
アンチラ最終の奥義効果後に付与される分身効果などのキャラに投げることによって、
ダメージを受けることもなく、誰も被弾せずにやり過ごす事が可能な神スキル。
これによって、アルバハHLの15%の完全なる破局や、ルシファーHLのパラロスなども無傷に。
あとはスパルタの主人公に投げることによって、スパルタのサポアビである【イージスブーン】が発動するため、
ファランクスなどと併せても多くの場合はノーダメージで処理が可能。
多くの場合といったが、例外を置いておくと、無属性ダメージなどはカットできないということ。
ファランクスは属性があるダメージ(火・水・土・風・光・闇)はカットできるが、
無属性ダメージを与えてきたり、全属性カット(ファランクスなど)を無視してダメージを与える攻撃はカット出来ない。
なので、アンチラ最終がいる場合であれば、全受け全回避をさせたい場合、
その攻撃が【無属性なのかそうじゃないのか】で【(奥義後の)アンチラに投げるのか(ファランクスを使って)主人公に投げるのか】を判断する必要がある。
ただ、見ての通り、普段使いにはなかなか出番のないスキルであり、
2アビ、もしくは1アビくらいしか使う要素がない。
カッツェリーラのサポートアビリティの詳細
結論から言うと、めちゃくちゃありがたいようなサポアビの性能は無く、
まあ無いよりはマシか…程度のオマケ要素くらいしかついてない。
亡命のマエストロ
亡命の巨匠ね…
効果は【風属性キャラが奥義ゲージを消費した時に消費量に応じてHP回復】。
ただ、先に伝えているように、めちゃくちゃ回復してくれるということはなく、
効果量も雀の涙程度の回復量しかないため期待は禁物。
後で後述するが、カッツェのLBに回復性能が…ついてなかった。気のせいだった。
そう、LBに回復性能がついてないので、雀の涙程度の回復量を上げたいなら指輪ガチャするしかない。
おそらく効果量は、ユリウスが1アビを使って(たったの)150回復していたので、
10%で150/100%で1500の回復量ということで間違いはないはず。
と思ったが、その時はサブからフロントにカッツェが出てきており、
後述する【皇帝の正位置】の効果で回復性能が上昇してるのもあり、
予めカッツェをフロントに出した状態で、HPの減ったユリウスで1アビを打つと、
なんと【100】回復した! う〜ん。ゴミ!
1%あたりでみると10しか回復しない。悲しい。
が、マグナやHPの低い編成のゼピュロスマンにとって奥義ゲージ100%を消費して1500もしくは1000回復するのはありがたいかもしれない。
伝え忘れたが、このサポアビ効果はサブメンバーにいる時は効果が無い。
審判の逆位置
逆位置はサブメンバーにいる時に発する効果であり、これはフロントに出てきたら効果は発しない。
内容は【風属性キャラが弱体効果を受けていない時、HPを徐々に回復/受けている時に攻撃UP】というもの。
効果量までは調べてないが、使っていて感動するほどのものではないため、
こちらも期待するのは禁物レベルだと思っていいはず。
ただし、もう一人の風の十賢者である【エスタリオラ】がサブメンバーからフロントに出て、
なおかつフロントにカッツェリーラがいる場合、上の【亡命のマエストロ】の効果や、
この逆位置の効果も含め、ターン終了時に回復する回数などが増えたりするので、
耐久力や持久力が恐ろしく高まる点には眼を見張るものがある。
皇帝の正位置
サブメンバーからフロントに出てきたら発する効果。
どの十賢者にも同様の発動条件のサポアビがついているが、再発動はしない。
内容は【風属性キャラに再征の戦律効果(回復性能が上昇し、毎ターン奥義ゲージが上昇)】。
先の【亡命のマエストロ】でも紹介したとおり、
いちいち計算式を書いて紹介するのも面倒なので、
先に回復性能が上昇という倍率を伝えると【5割】となる。
これがカッツェが回復する効果量だけ上昇するのかどうか?
いや〜検証がめんどくさ…検証した。
主人公メディク=デフォルト1500回復。
カッツェサブ→フロント→コンジャクションをして、
主人公メディクを使用すると1800回復。
つまり再征の戦律効果の回復性能はデフォルト回復量の×1.2倍ということになる。
言い換えれば+2割ということになり、カッツェのみの回復系の効果が上昇するのではなく、
再征の戦律の効果を受けてるキャラの回復性能が上昇するというワケ。
まあそりゃ、フロントに出てきたときに風キャラ全員につく効果だから当たり前か。
となると、回復タイプのキャラが予めフロントに居る場合、
その回復量の更に2割増しで回復するため、持久力の面でも活躍が可能。
最近はあまり使ってないけど、レナとかと組み合わせると凄そう(小並感)
カッツェリーラのリミットボーナス(LB)の詳細
カッツェリーラのLBは優秀。
風が好きで、カッツェが好きなら久遠の指輪を渡しても損はなさそう。
EX+を1ポチで処理する予定の人は奥義ダメージUPに降ったほうがよく、
風属性攻撃UPにも振ったらあとはお好み。
無属性相手や非有利属性相手に挑む機会が多いのであれば、
土属性軽減には振らずに防御UPに振るのがおすすめ。
防御力UPに☆1を2つ振ることで10%防御UPするため、
余って振りたいものがなければ更に鉄壁の壁になる。
弱くはないけど無理して取る必要もない
これが取得して連れ回して感じた感想。
ただ、風を強化する上で避けて通れないのがジャッジメントSSR化。
5凸してその先にあるのがカッツェリーラであるため、
風属性のダメージ上限を上げてくれるアーカルム石のジャッジメントはSSR4凸か5凸で止め、
カッツェは不要だ、というのであればそこで終わってしまっても全然問題ない。
先程も伝えたように、EX+を非AT時にカッツェ2アビ1ポチで倒したいという人でも、
かなり装備を整えていないと到達出来ないほど敷居が高いレベルなので、
ゼピュロス編成だけど、まだまだ装備が足りないと思う人は無理して取らなくてもいい。
カッツェ2アビのみでEX+を倒す具体的な装備編成としては下記画像を参照。
あくまで一例であって、多分スカイエース1本をグリム槍に変えてもいけるんじゃないかなー?と見てはいるが…
とにかく、中途半端な装備では2、300万足りないとか平気であるので、
これくらい用意出来ず、それで1ポチで倒そうと考えている人は考え直したほうがいいかもしれない。
【追記】カッツェリーラをブローディアで使ってみた
せっかくなのでカッツェをどっかで使ってみる動画を撮ってみた。
高難易度マルチだと動画が長くなってしまうため、手頃なブローディアで遊んできた。
カッツェかっこいいね。
動画内に編成とかLBとかを切り替えで表示する投稿者が増えたけど、
もうその編集が面倒くさすぎてそのままアップした。
個人的にはカッツェリーラよりも、エスタリオラのほうが古戦場だけじゃなく、
他のバトルでも活躍しているので、取得するのであればエスタリオラを強くおすすめしたい。
エスタリオラの紹介については、また後日。