十賢者の超越が実装される前の情報となっています。
管理人は一応カイムの超越をし、レベル100まで育成しましたが、
まだ4アビを取得していないので、超越後の情報をお求めの方は他をあたってください。
今回は土属性の十賢者であるうちの一人「カイム」についての紹介をしようと思います。
2019年5月に開催された土有利古戦場の上位陣はほぼ必ずと言っていいほど編成している人が多かったでしょう。
そりゃもう、条件を満たせばサブメンバーに置くだけで相当な強化が入るので、
カイムの有無で速度の差が出ると言っても過言ではない能力を持ってます。
私も土古戦場前に取得をして開放もしましたが、リミ武器6本編成のティターンの火力を凌ぐほどに強くなったので、
土属性の人権キャラと言えるキャラでもあり、土を強くしたい人は必須級でしょう。
が、装備が整ってこその恩恵なので、まずは武器を整える事をオススメします。
カイムに限らず、十賢者はフロント、サブメンバー、サブメンバーからのフロントの使用方法がありますが、
基本的にカイムはサブメンバーに居てほしいキャラであり、フロントに出てこられたら困るタイプです。
他の十賢者の詳しい性能は知りませんが、火属性のジジイ「アラナン」は強すぎ。
フロントにいても、サブにいても、サブから引きずり降ろされても強い。
早くナーフして。
さて、カイムの強さは何と言ってもサブメンバー配置時に得られる「刑死者の逆位置」の効果。
・編成している武器が全て異なる時、土属性キャラの攻撃UP/防御UP/ダメージ上限UP
攻撃力は別枠乗算20%UP、防御力50%UP、ダメージ上限10%UP
一見物足りないように感じますが、ダメージ上限が10%上がるだけでも大違い。
上限UP効果だけ見れば実質ウリエル3凸やハングドマン最終の効果と同レベル。
ちなみに、カイムをサブメンバーに配置し、ウリエル3凸、ハングドマン最終を召喚石に編成していれば、
ただそれだけでダメージ上限が30%も上がるんです。弱い訳がない。
しかもカイムを取得しているということはハングドマンも最終されているので、
ウリエルが無くとも20%の上限UP効果がトントンと得られるんですね。
まぁただ、ちょっとネックなのは「装備している武器が全て異なる時」の内容で、
編成している武器種をそれぞれ違うものにしないといけない点はマグナには少し厳しい。
とは言っても、マグナでもカイム逆位置の効果を活かせている動画もあったりするので、
マッチョ、ユグを問わず強さを得られるのはありがたいでしょう。
それでは早速、フロントにいる時とサブメンバーにいる時の所感を紹介していこうと思います。
が、その前にまずはカイムのアビリティやサポアビを確認しておきましょう。
カイムの詳細
奥義、アビリティ、サポートアビリティの順に紹介していきます。
奥義「ゴールデンドーン」
奥義:ゴールデンドーン
「土属性ダメージ(特大)/自分の3番目のアビリティがブランクフェイスに変化」
ブランクフェイスって何だよ、という疑問ですが、
「3番目のスキルの効果がリセットされる」
と覚えておけば問題ないです。
リセットと聞いてマイナスイメージを想像する人もいるかもしれませんが、
特にマイナス効果は無く、むしろ奥義で使用間隔がリセット出来て助かる感じですね。
アビリティ「ダブルディール」
1アビ:ダブルディール
「土属性キャラの次に仕様したアビリティが再度使用可能になる ※再使用不可」
このスキルは強いですが、使い所を誤ると少しだけ行動がしづらくなったりする場面あり。
使用可能になるには戦闘開始から3ターン経過してからなので、
戦闘突入からすぐに使えない点には要注意。
例えば編成はメチャクチャな例えですが、
【レスラー / カイム / ブローディア / (最終)オクトー】
という編成だった場合で、3T経過まで何のスキルも使っていない場合、
はじめにカイムの1アビ「ダブルディール」を使用しておくことによって…
レスラー:ツープラトン→ツープラトン(1Tで2回のターン経過なしの通常攻撃可能)
カイム:2アビ→2アビ(※ビギニング・オブ・ジョーカー説明下部参照)
ブローディア:ラーグルフ→ラーグルフ(鏡刃を一気に+2スタック可能)
オクトー:神斬舞→神斬舞(最終前提ですが、合気を+2スタック可能)
といった事も可能であり、ダブルディールの効果は消費するまで消えません。
また、アビリティの使用間隔0Tのものに関しても消費はしません。
またまた、再使用不可のアビリティに場合でも同じです。
ダブルディールの効果は消費するまで消えないので、
ブローディアの2アビである「ニーベルン・シルト」を2T連続で使う事も可能です。
無敵技を好きなタイミングで2ターン分使用できるのは強いですよね。
ちなみにこのアビリティ、多段攻撃では1発目しか防げないので注意。
話を「ダブルディール」に戻しますが、「土属性キャラの」とあるため、
恩恵を受けるのは土属性キャラだけであり、他の属性では使えません。
今の土パはほぼキャラクターが固定化されているので、
アビリティを再使用可能にするスキルがあっても活かせる場面が少なそうです。
アビリティ「ビギニング・オブ・ジョーカー」
2アビ:ビギニング・オブ・ジョーカー
「仲間のアビリティを模倣する ※次のこのアビリティが「エンド・オブ・ジョーカー」に変化」
多分一番良くわからない使用だと思いますので、簡単に説明すると…
「奇数回は模倣。偶数回はPTメンバー大幅強化」となります。
模倣は基本的にルナールのコピーと同じだと考えていいですが、
コピーできるものは確率ではなく100%発動させるので、
疑似SSRルナールのコピー技という事になります。
偶数回で発動させた場合の「エンド・オブ・ジョーカー」ですが、
ハングドマンを最終した場合に召喚でランダムで得られる強化効果の全てが付与されます。
・防御力30%UP
・トリプルアタック確率UP
・バリア効果(2000)
・活性(HP~99%時:500回復 HP100%時:ゲージ10%UP)
・高揚効果(奥義ゲージ15%UP)
・弱体無効(1回/永続)
・テンションUP
・ダメージ上限10%UP
テンションUPについてですが、付与されるテンションレベルはランダム。
「エンド・オブ・ジョーカー」を発動させて効果を得るのに、
最速で8T目か…なんて思う人が多いでしょうが、そんな事は無いです。
実は1アビの「ダブルディール」を使用した後、
2アビの「ビギニング・オブ・ジョーカー」を使用すればスグに「エンド・オブ・ジョーカー」に変化をして効果を得ることが可能です。
なので、最速で4ターン目になります(使用可能は3ターン後なので、実際は4ターン目)。
アビリティ「ブランクフェイス」
3アビ:ブランクフェイス
「バトルメンバーが最初に使用したアビリティの種類に応じてアビリティ内容が変化」
これが一番難しかったかもしれない…けど分かれば簡単。
ブランクフェイスは4種類のアビリティで効果が分かれ、4種のアビリティに派生します。
何言っとんじゃ?という人に更に分かりやすく。
グラン君の奥義ゲージの下を見てください。
アビリティの色が全て異なるようにアビリティをセットしました。
「赤・青・黄・緑」の4種。
カイムの3アビのブランクフェイスはターンの初めに使用したアビリティの種類で変化しますが、
それはスキルの色によってブランクフェイスの効果が変わります。
このスキルの編成で例えると…
エーテルブラスト:赤(ダメージスキルに変化)
ブラックヘイズ:青(デバフスキルに変化)
チェイサー:黄(強化スキルに変化)
クリアオール:緑(回復スキルに変化)
で、
赤(ダメージスキル)→スペードトリックに変化
青(デバフスキル)→クラブトリックに変化
黄(強化スキル)→ダイヤトリックに変化
緑(回復スキル)→ハートトリックに変化
となり、仕組みは非常にシンプルです。
完全にスキルの枠の色で決まるので、スキルの効果で判断してはいけません。
更に、それらのトリックの効果を紹介しましょう。
それぞれの効果は最大4スタックで、J<Q<K<Aと効果量が上昇しますが、
0からスタックさせていくには中、長期戦ではなければ難しく、
短期戦ではどれか1つ1回くらいしか発動する機会が得られないでしょう。
ランクを溜めて活躍させたい気もしますが、あまり現実的では無さそうです。
サポートアビリティ「ワイルドカード」
サポートアビリティ:ワイルドカード
「武器スキルの得意武器/タイプ/種族の発動条件をすべて満たす」
純粋に強い。
無垢・オメガ武器の得意武器縛りに束縛されない。
バハムート武器の種族縛りに束縛されない。
コスモス武器のタイプに束縛されない。
どんな恩恵も受けられるので、土で採用されやすい刀パでも問題無し。
本人は「短剣/格闘」が得意ですが、何でも得意という事になります。
全て得意とは表記できなかったので、イメージの短剣と格闘を書いた感じでしょうか。
サポートアビリティ「刑死者の逆位置」
サポートアビリティ:刑死者の逆位置
「装備している武器が全て異なる時、土属性キャラの攻撃UP/防御UP/ダメージ上限UP」
記事冒頭のあたりで話した「サブに置いた時の効果」の話のスキルです。
【攻撃力別枠乗算20%UP、防御力50%UP、ダメージ上限10%UP】
これらの恩恵を受け、これまでの土のダメージをより高く引き上げることが出来ます。
いつも実験台にされるマキュラで今回も遊びに行ってみました。
普段はクリュサオルを使用し、一期一振の奥義効果でPTメンバーを強化していましたが、
何も考えず弾の強化を終えていないソルジャーで遊びに行ったので、
そんなにダメージが出ていない感がありますが、それでも結構ダメージは高いです。
メインがジョブ専用武器で攻刃が無いですが、
全て攻刃で敷き詰めた場合、主人公、オクトーの1発が90万ダメージほど。
カインやブローディアで1発が7、80万ダメージほど出ています。
(そっちで動画撮っとけよな)
終末武器の第一スキルは通常攻撃の与ダメージ上限上昇。
第二スキルは経過ターンに応じて攻撃力があがる「隆盛」を付けています。
オメガ刀の第一スキルは連撃、第二スキルは奥義ダメージ上限上昇になっています。
サポートアビリティ:愚者の正位置
サポートアビリティ:愚者の正位置
「スペードランク、ハートランク、ダイヤランク、クラブランクがランダムで上昇 ※再発動不可」
元からサブメンバーに置いていて、フロントメンバーの戦闘不能によって交代した場合に発動しますが、前項の「刑死者の逆位置」目的で配置していた場合は両手で顔を覆いたくなるでしょう。
フロントメンバーに降りてきた時、それぞれ4種類の効果を全て得た上で、
JQKAのランクはランダムで上昇するのがこの「愚者の正位置」の効果です。
効果を受けて損は無いですが、効果量がランダムなので正直微妙。
土ならアイルを自傷させて交代するのもアリですが、そこまでするメリットは薄そうです。
カイムをフロントで使用する場合
カイムをサブメンバーに配置する時の恩恵と比べると虚しいようにも思えますが、
使った感想としては「便利」であって「強くはない」という感じですね。
ソロで高難易度コンテンツに挑む際であったり、ネタプレイをするのには向いてます。
(レスラーのターン経過無しで通常攻撃が出来るツープラトンをコピーできたり)
試しにカイムをフロントに入れた編成でマキュラを討伐した動画を撮っておきました。
なんとなくソルジャーで行ったのが悪かった。カイムの2アビを活かせない。
先程の「刑死者の逆位置」の動画と比較してPTメンバーの与ダメージが低いです。
カイム自体は非常に便利ですが、フロントかサブのどちらに置くか?となると、
実用性を考えるとやはりサブメンバーに配置するのが良いと思われます。
ただ、武器種を全て異なるものにするというのがネックであり、
マグナではやや敷居が高く、火力を出すのは大変でしょう。
先程も言いましたが、マグナで逆位置を運用できない事は無く、
しっかりと強い装備を1つづつ編成すれば大丈夫です。
(主人公が90万程のダメージを出している動画があったので)
注意事項として、それぞれ異なる武器種という点ですが、
仮にオメガブレイドが2本編成されていたとしても、
属性が異なっていれば同一武器としてカウントされることはありません。
また、白虎拳なども、スキルが異なれば同一としてカウントされないので、
意外と武器の編成の幅は広めだと言えるでしょう。
さいごに
カイムはフロントでは便利。
しかしMVPレースには不向き。
カイムはサブメンバー時は条件が整えば非常に強力。
しかしフロントに引きずり降ろされたら辛いものがある。
どんな場面でも強いという事は無いですが、
あらゆるニーズに応えられる優秀なキャラクターではあります。
2019年5月の土古戦場ではベンチで大活躍をしていましたが、
もはや今の土パでは人権キャラ並みの性能なので、取って損は無いでしょう。
ただ、取得&開放までにかかるコストを考えると、
気軽に「取ったほうが良いよ!」なんて言えないので、
そこはご自身のアーカルムの素材やドロップ運と相談してください。
もうひとりの土の十賢者「ロベリア」ですが、彼も彼で楽しそうですね(笑)
彼は多分フロントでもベンチでもMVPレースをするのには向いて無さそうですが、
「使っていて楽しそう」と思えるような動画が多くて良いですね。
ただ性能厨からすると、どう考えても「ロベリア」よりも「カイム」ですが、
キャラの個性や雰囲気を考えると…自分ならロベリアの方が好きですね。
キャラ愛だけでコストが重すぎる十賢者を取るのはリスクが大きそうですが、
性能は気にせず、キャラや世界観で楽しんでいる方は他の賢者を調べた上で、
自分の好みに合ったキャラクターを取得すると良いでしょう!
以上、カイムの紹介になりました。