iPhone12 Proを使ってみて感じたいくつかのポイント

2021年2月、管理人はiPhone12 Proに機種変更を行いました。

色はブルーと迷いましたが、グラファイトを選択。

 

iPhone12 Proがリリースされてから数ヶ月は経っているのでブームの時期ではありませんが、
買い替えを検討している方が知りたいポイントをこの記事で見つけ、
購入するかどうかを検討して貰えたらと思います。

ちなみに、管理人はiPhone Xからの乗り換えなので、
主にiPhone Xと、手持ちにあるiPhone 8との比較がメインとなります。

iPhone12 Proのカラー選びについて

カラーは今のところ4色の販売となっており、
パシフィックブルー / ゴールド / シルバー / グラファイト

となっています。

ゴールドとシルバーはいつもどおりの、いつもの色ですが、
パシフィックブルーとグラファイトに関しては結構珍しいのではないでしょうか?

パシフィックブルーはマットなブルー。

グラファイトはマットなグレー。
AppleのMac製品でスペースグレーの色をお持ちでしたら、その色だと考えて良いでしょう。

 

珍しいカラーが2色追加されましたが、12 miniのようなポップカラーは存在せず、
渋め、もしくはシンプルなカラーでしか選択肢がありません。

 

しかし、Proは横がステンレススチールで高級感が非常に強く出ており、
これは12 miniや無印12には無い作りなので、高級感が欲しい人は12 Pro以上を買うと良いでしょう。

iPhone Xのカメラ部分を反射で写らせてみました

ただし、ケースを使用せずに裸で使うと、あっという間に指紋で汚れてしまいます。

指紋もそうですが、『これ落としたら流石にヤバいな』と思えるような品質。

管理人はスマホをほぼ落とさない人なので裸で使うつもりでしたが、
急に怖くなったので、すぐさまケースを通販で買い求めましたw

 

グラファイト、カッコいいですよ!

iPhone12 Proの同梱品について

恐らく12シリーズからですが、ケースの中身に変化がありました。

いきなり機種とご対面はいつものセッティング
ケーブルと、色々入った四角いケース
注意書きとSimカードを取り出す器具とAppleロゴシールの3点セット
Lightning端子とType C端子のケーブル

そう、コンセントに挿すための充電器が付いてないんです。

 Appleは環境を配慮しての事とは言いますが、コスト削減で利益UP狙いでしょうね、普通に考えて。

Type CやらLightningやら…普通にUSBとLightning端子で統一してくれればいいのに、
Type Cと充電器を接続する機器を持ってる人がそんなに多いとは到底考えられない。

 

ただ、管理人的にはMacを持っていてもiPhoneと直接接続するケーブルが無かったので、
Lightning-Type Cケーブルがここで1本確保出来たのは素直に嬉しかった。

ただ、もうこれ以降は壊れない限りいらない。

iPhone12 Proの大きさと持ち心地について

持ち心地についてですが、人の手のサイズはみんな違うので、
これは一概に『良い・悪い』とは断言はできません。

管理人は比較的、手が大きい部類に入っていると思い、
手が太いのではなく、指が長めな事もあり、12 Proのサイズでも問題ありません。

 

管理人の手のサイズですが、

縦の直径は約20cm。
(右手で)スマホを持つ場合に右のフレームを抑える場所から薬指まで約13cm。

これで12 Proは難なく持ち、ストレス無く操作することが出来ています。

 

あまり手の直径は問題ではないかもしれませんが、
2枚目の画像のサイズで10cm前後の方だと、結構持ちにくい上に、
親指での操作も画面端まで届かない可能性もあるので要注意です。

コントロールセンターを開くためには、画面右上から下にスライドしなければなりませんが、
流石にスマホの下の方を持った状態では届かないので、iPhoneの真ん中のところを軸に持てば届きました。

(後で気が付きましたが、右手で操作すればコントロールセンターまでの距離は短くなります)

 

今の御時世だと、中々外に出て、ましてや誰が触ったかも分からないスマホのサンプルのサイズを確かめるために
わざわざ携帯ショップやコーナーに行くのもためらってしまうと思うので、
あまり参考にならないかもしれませんが、ご自身の手のサイズを測ってみる事をおすすめします。

 

持ち心地ですが、最近のiPhoneはサイドが丸みを帯びているデザインが多く、
今回の12シリーズのように角張ったデザインはしばらくぶりで、なんだか少し違和感はあります。

まあ、使っていれば慣れるとおもいますし、これのおかげで落下防止に繋がると思います。

 

iPhoneサイズ 比較表
参考サイト:Apple公式サイト

今回購入したのが左の12 Proですが、これまで使用していたXとはあまり大きな変化は無し。

画面が少し大きくなり、やや薄くなり、重量がちょっと増えたくらいです。

なので、Xを使っていた身からすると、12 Proは特に持ち心地は変わらず、といったところです。

 

それに比べ、管理人も購入するか非常に悩んだ12 miniは全てにおいてコンパクト。

iPhone SE(第二世代)よりも小さく、手の小さい人にもオススメできる機種です。
(電池の持ち具合を考慮してminiは購入候補から除外しました)

iPhone12 Proの画質の向上具合について

画質についてですが…12シリーズからは【Super Retina XDRディスプレイ】という、
現行では最上位のディスプレイを使用しているので大きな変化を期待していました。

これまで使用していたiPhone Xは【Super Retina HD】と下位のディスプレイなのですが、
正直、12 Proとの液晶の差は感じられず、ちょっとガッカリでした。

 

しかし、12シリーズに買い換えようとする人がiPhone X以上のモデルユーザーではないでしょう。

iPhone 8を含む、それより前のシリーズを使用していた人からすると、確かな変化は得られます。

画面が鮮明に映り、1つ1つが細かくキレイに描写されるのが分かるので、
古い世代のiPhoneユーザーは液晶の変化に期待しても良いでしょう。

iPhone12 ProのCPUについて

iPhone12の無印からはA14チップが搭載され、以前まで使っていたiPhone XはA11。

そこからいくつかレベルは上がったので、サクサク感を感じられるかどうか試しましたが、
『気持ち程度』と『劇的な変化』の中間くらいの差は感じられました。

確かに挙動がやや早くなり、操作していてもストレスになるような事がほぼありません。

とは言っても、買ったばかりで経年劣化によるスペックの低下を考慮していないので、
あと2年以上つかっていたら、流石に管理人が長年使っていたiPhone Xと同じくらいまで落ちるかもしれません。

 

しかし、記事を書いている現在ではA14チップは(iPhoneシリーズ内で)最先端なので、
しばらくの間は多くのアプリでも快適に操作が可能になるものだと思われます。

 

特に最先端のCPU性能は欲しくないけど、そこそこ普通に動けば良い、という方でしたら、
その他の機能は考慮しない場合であれば『iPhone SE(第二世代)』はA13チップで安価なのでオススメです。

iPhone12 Proの5Gについて

通信における5Gのモデルは12 ProやMaxだけではなく、無印やminiにも搭載されています。

5Gは高速で大容量の通信が可能になり、低遅延で、多数の機器に同時接続が可能です。

 

しかし、契約キャリア次第ではありますが、全国どこでも5G通信が可能というわけではなく、
まだ5G通信可能になったのも最近ですので、通信可能エリアは限られています。

今のところ、人が多く集まる商業的な地域や、一部の箇所以外は4Gまでの提供が基本です。

 

あいにく、管理人の済んでいる場所は5Gの提供は行われておらず、
届いて試してみようと思って色々操作してるのに5G表示にならなかったのは、
契約キャリアの提供エリアを確認をしていなかった、ということでした。

 

しかし、家庭内のルーターで5Gの無線を接続してみたところ、
あまりのスピードの速さにビックリしたので、5Gが全国区提供で出先でも使えるとなると…
これはかなり利便性があがりそうなので、今後の提供エリア拡大に期待ですね。

iPhone12 Proのカメラ性能について

iPhone12 Proと、Pro Maxはカメラの性能が飛躍しているようで、
しかもMaxとなると、更に性能が上がっている模様。

 

しかし、管理人はカメラマンでも写真家でもないので、正直詳しい性能の差は分かりませんが、
iPhone Xで撮った写真と比較しても『確かにキレイになった(気がする)』と思うくらいには変化があります。

初めてiPhone Xを購入し、色々写真を撮った時にも十分なカメラの精度を感じたのですが、
12 Proになってから、どことなく精度が向上し、もはやスマホを超えたデジカメの領域に足を踏み込んでいる感じです。

 

管理人独自で写真を撮って参考になるような写真を用意出来ていないのですが、
どれだけキレイに撮れるのかが分かるサイトがありますので、
気になる方は下記のサイトを参考にしてみてください。

IT Media Mobile(外部サイト):「iPhone 12 Pro Max」のカメラをじっくりと試す 12 Proや11 Proとの違いは?

iPhone12 Proは買いなのかどうか

今回管理人がiPhone12 Proを購入するに至った理由ですが、
画質の向上やカメラの精度が魅力的だからというわけではありません。

ただ、使っていたiPhone Xの電池の持ちの悪さが目に見えて現れたのと、
あとは時々使っていて重さを感じたので、最先端のCPUを得るために購入しました。

 

なので、ちょっとした処理の重さに目をつむり、電池も我慢すればiPhone Xでも良かったんです。

ただ、ちょっと新しいスマホが欲しかった、という魔が差したがために買い替えてしまいましたw

それだけのために約13万円って…バカジャネーノ…

 

快適なスマホを求め、カメラで結構写真もキレイに撮りたい。
スマホ1台で色々できると嬉しい、という人はiPhone 12 Pro以上がオススメでしょう。

もし、カメラ性能はどうでも良い、というのであれば、iPhone 12、SE(第二世代)。

新しい方の機種で、手に収まるコンパクトなモデルが良いならiPhone 12 mini一択。

 

本当は12 miniも良いな、と考えていたのですが、電池の持ち具合が微妙そうで、
数年使っていたらその時には、今の管理人のiPhone Xと同じ状況になると思ったので除外しました。

差は小さいけど、長年使ってくると結構差が出てきそう

 

新しいiPhoneに何を求めるかは人それぞれですが、
管理人は今回【iPhone 12 mini】【iPhone 12 Pro】【iPhone 12 Pro Max】の3つで非常に迷いました。

12 miniはバッテリーの心配が。
12 Proは無難な選択肢なのか。
12 Pro Maxは重くないのか?画面がデカすぎないのか?

などなど、多くの動画を漁って12 Proの購入を決断しました。

 

価値観はひとそれぞれですが、12 Pro Maxのように画面が大きくなりすぎて、
片手で操作ができなくなると、もはやスマホというよりタブレットではないかと思います。

12 Proをコントロールセンターを開くために片手で操作がギリギリできるくらいなので、
Maxのサイズでは無理だと思い、結果的に買わなくて正解でした。

ゲーム以外でスマホでわざわざ両手で操作しないといけないような時があるなんて嫌ですからね。

 

もし次にスマホを買い換えるような時がくるならば、
ぜひとも【Face ID】と【指紋認証】を備えたiPhoneが出てる事を祈ります。

iPhone12 Proに欲しかったいくつかの機能

『これがあればよかったんだけどなぁ~』
と思わずにはいられない、惜しいポイントもいくつかありました。

先程例に挙げた『Face IDと指紋認証』を兼ね備えた機能は欲しいですが、
それを実装したiPhoneはこれまでに存在しないので今後の開発に期待です。

 

それとは別に、これまで存在していた機能として、継続して欲しかった機能を挙げてみます。

触覚タッチではなく3Dタッチ

3DタッチはiPhone Xに実装されており、画面上の特定のボタンをやや強めに押し込むと、
『ブルッ』といった感じで小さく振動し、機能を展開させることが出来た機能です。

例えば、ロック画面で写真やライトが画面下にあるのですが、
それをやや強めに押し込むだけでライトのON/OFFやカメラの起動をすることが出来ました。

しかし、触覚タッチではそうはならず、押し込みのような判定は無く、
特定の箇所を長押しする事で機能を展開する仕様となっています。

 

iPhone Xの3Dタッチに慣れ過ぎたがために感じる違和感かもしれませんが、
3Dタッチを失ったいま、中々触覚タッチに慣れる事が出来ずにいます。

ホーム画面のアプリの移動や削除が不便

いつからのiOSの仕様か分かりませんが、昔は消したい・移動したいアプリがあれば、
何かのアプリを長押しすると、すぐに移動や削除の選択をすることが出来ました。

しかし今は、長押ししたアプリの機能の展開が行われ、アイコンがプルプル震えるまでに間があります。

削除も一応可能だが、アイコンの左上から消せる仕様に戻して欲しい

プルプル震えている間はアイコンの移動が可能になりますが、
そうさせるにはアイコンを長押しし、上記の画像のように機能が展開されたら、
そこからアイコンを長押ししたまま移動させようとすることで移動可能になります。

 

昔の仕様であれば上記の画像のような機能展開はされず、
そのままプルプル震えて移動ができ、アイコン左上(多分)に✕マークで削除が行えました。

 

このアプリ長押しによる機能展開は…活用している人は多いのでしょうか?

恐らく、この仕様の時代からiPhoneを利用した世代の人だと違和感は無いのでしょうけど、
昔からiPhoneを使っている管理人からすると改悪だなぁ~と感じてしまいます。

ホーム画面での電池残量を%(パーセンテージ)で表示せんかい!

この要望は多方からずっと言われ続けている事なのですが、
ホーム画面の右上に表示される電池残量はメーター表示です。

コントロールセンターを開くことによって、電池の残量を%式で確認が出来ます。

ホームとコントロールセンター、逆の電池表示で頼む

ホーム画面で%式で電池残量を表示させると何か不都合でもあるのでしょうか?

昔は確かホーム画面での電池残量表示方式は%を用いていたはずなのですが…

メーターを確認して充電するよりかは、%で表示して貰えたほうが、
いつ充電するかどうかのタイミングが判別しやすい人が多いと思うんですけどね。

 

デザインの刷新が無いのもそうですが、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなってからというものの、
iPhone関連の開発は迷走を続けているように思えますし、どこを見て商品やOSを作っているのか分からない時も。

そういう意味では、iPhoneじゃなくてAndroidに興味をそそられたりする時も結構あります。

【番外編】iPhone12 Pro用に購入したカメラ保護レンズと充電スタンド

ケースはスマホが届いてから必要性を感じて後で購入しましたが、
流石にカメラレンズを保護するフィルムは必要だと思って購入しといてありました。

ついでに、充電を立て掛けで行いながら時々監視するために充電スタンドも買いました。

iPhone12  Proのカメラ保護フィルムの紹介

Amazonで色々調べていたのですが、中華製品の多さで品質に心配があったので、
国産の安全そうな製品は無いか、と思って調べていたら、これを見つけました。

何ともゴツそうなタイトルをしていますが、貼ってみたところ、
シッカリとハマり、ある程度の衝撃でもカメラに影響が無さそうなほどに頑丈そうです。

しかも、付けたからといって撮影時に少し曇るといった事はなく、
クリアで鮮明なままで大変満足のいく品でした。

 

驚いたのは、開封するとご丁寧に手書きのメッセージに加え、折り鶴が張られていること。

管理人くらい性格が歪んでくると
『この折り鶴、確かにすごいけど、作り置きでしょ?』
と邪推してしまいましたが、仮に作り置きだとしても凄い労力が掛かるはず。

恐らくどれくらい売れるかも分からないので、発注毎に作成して発送してるはず。

普通なら手紙もPCなどで打ち込んで印刷するものですが、
この企業は手書きですよ…なんか嬉しくなっちゃいますね。

同時に、この企業を応援したくなる気持ちまで湧いてきます。

 

管理人は基本的にスマホの表面は保護シールは貼らない人ですが、
もし表面に保護シールを貼るときが来たら、この企業のシールを買ってみます!

スマホ充電スタンドの紹介

これは…管理人も流石に分かってはいましたが、中華製品を買いました。

中華製品の見分け方は…話すと長くなるので割愛しますが、
ちょっと今回買った充電スタンドの品質が心配でした。

 

魅力的だと思ったのは、AirPodsの充電スタンドが邪魔にならないところにあること。

Apple Watchは持っていないものの、今後手に入れるとしても、充電する場所が邪魔にならない。

色々と横幅を取る充電スタンドが多い中、正面から見てスタイリッシュな商品は少なく、
この商品はスペースを取らないと思って購入することにしました。

 

中華製品なので、すぐ壊れそうだったり、充電能力が低そうという心配はあるのですが、
雑に扱わなければすぐに壊れ無さそうなので、少し安心しています。

が、スタンドの部分が段階式で上がるのですが、どこか押しながら角度を調整するのではなく、
力を加えることによって『ガタッガタッ』と傾きが変わる仕様なので、
あまりパカパカして調整しすぎると緩くなって、水平に置く以外使い道が無くなりそうなのが怖い。

背面にAirPodsを置いてますが、受電完了時はフロント下が緑色に光ります。

充電中は青色に光ります

一応、畳めば持ち運びが可能なサイズになるので出先で使うのにも場所は取りませんが、
ただスタンドを傾けるためのフタを何度も閉じたり開いたりするのは…
何となく長年の勘といいますか、やめておいた方が良い気がします。

むしろ、持ち運びで使う事が多い人は、あえてフタを開かずに、
スマホを水平に置いて充電するのが良いかもしれません。

 

この商品はiPhoneだけではなく、Androidでも使えるようですが、
もしかしたら対応していない機種もあるかもしれないので、
詳細を知りたい方は下記のリンクから調べてみてください。
(スマホケースの素材次第でも充電が出来なかったりするようです)