突如として風古戦場の数日前に登場したバケモノのリミテッドカグヤについて紹介をします。
最近の運営は古戦場前にマナダイバーのウロボロスミニステルを追加したり、今回のような環境破壊系を突っ込んできたり非常に困ります。
こういうのはある程度猶予を持って実装をして頂きたいものです。
さて、今回のリミテッドカグヤについてですが、味方単体永続強化と数ターンはかかるもののPT全体に永続耐久、永続累積固有デバフを持っています。
非常に優秀なのですが、カグヤ自身は攻撃寄りではないことは確かであり、どちらかと言うと高難易度の耐久による補佐や永続デバフの兼任などの役割が強めです。
1ターン締めのような超短期では他に強力なキャラが多すぎるので、ややカグヤではパワー不足なので採用はされにくいかな、といった感想です。
しかし、1アビの味方強化をうまく使えば2~3ターンでも席は確保できます。
それではさっそく、結論から引くべきかどうかについて紹介していきます。
簡単な評価や引くべきかどうか
引くべきか否かについては、恐らく引くべきキャラであると言えます。
それはキャラの性能ももちろんですが、武器があまりにも強いので最低でも1本は確保しておきたいからです。
武器については別途記事で後ほど紹介しますので、ここではキャラについて紹介します。
武器の記事を書くのは諦めました。
わざわざ書く必要が無いくらいには強力ですし、いちいち記事で書くほどでもないものなので。
ちなみに片面神石なら3本編成が理想、両面神石なら2本が理想(ブースト効果最大値を狙うなら3本)。
しかしまあ、どちらの場合でも2本が現実的かなと思われます。
ただし、リミシャルの剣の第一スキルの効果がここで立ち塞がってくるので、
剣を編成する場合はスキルの効果量などを確認した上で調整が必要になります。
リミシャル剣3本とカグヤ短剣3本、猫短剣2本を編成してスキル15をクリアするのはかなり敷居が高いです。
ただ、風マグナと神石の差が離れていない属性だったのがこれで明確に広がっため、神石ユーザーとしてはありがたいことこの上ないですね。
さて話を戻し、リミテッドカグヤについてですが、
役割としては
・味方単体強化
・味方全体の防御UP
・味方全体の継続回復
・永続デバフの付与
となっており、火力面よりも耐久寄りの性能をしているため、高難易度での起用が期待できます。
久遠の指輪に関しては、カグヤ自体の火力はそこまで高くないのと、それほど振りたいLBが無いので、
カグヤが好きでもない限りは久遠の指輪は使わずにとっておくのが賢明かと思われます。
強いところ、改善して欲しいところ
リミテッドカグヤの強み
強みは1アビの味方単体強化と2アビによるPTの耐久面の強化。
1アビの単体強化について
稀にダメージが上昇するとかいうランダム要素は謎ですが、ランタゲ2Hitの恩恵は凄まじいです。
しかし、注意するべき点としては、既に2Hit以上の性能を持つキャラに対しては効果が無いということです。
例えば、バレンタイングリームニルにはランタゲ2Hitが上乗せされたりすることもなく、
またルミナス武器であるロムフェーヤは3Hitですが、これにも効果はありません。
多分これは前例が無かったので、今後こういったスキルで乱撃系を付けられるタイプは付与する先のキャラが多Hitタイプか否かで運用が変わるので覚えておくと良いでしょう。
このバフを浴衣ヴァンピィに付与して殴るのはもはや圧倒的な暴力で感動すら覚えます。
他にはカグヤ奥義後に1アビを付与した味方に追撃を付与する能力。
1アビを付与した状態(乱撃)で1Hitが【54596】と【54721】。
これにカグヤが奥義を撃った後に1アビ対象が攻撃をすると…
【54860】【54860】【51400】【51429】が見えます。
恐らくベースダメージは54860なので…追撃9割なんでしょうか?
(他所では3割となっていますが…この数値は一体何?)
装備を整えて検証したところ奥義後に付く追撃は3割程度に落ち着きました。
やや効果量が低いような気もしますが、高頻度で奥義を使用できるので追撃効果は比較的簡単につけることが出来ます。
また、追撃は1Tではなく1回なので、カグヤ奥義後に付与対象者が奥義を使用してしまってもそこでは消費されないので安心設計。
また、追撃の効果は元から2Hit以上するキャラにはそのHit数の分だけ追撃が発生するので、
例えばバレグリなら通常攻撃が3Hitするので、カグヤの1アビをバレグリに付与して奥義を打てば、
その後のバレグリの通常攻撃は他に追撃を乗せていなければ確定TAなのでTA3×(3Hit+3追撃)となるので1TAあたり18Hitすることになります。
またこれは必ずしも多段Hitキャラに付与するのがベストということはなく、アサルト系を頻繁に得られる浴衣ヴァンピィなどに1アビを付けたほうが高いダメージを稼ぎやすいです。
あるいは、敷居は高いですがルミナス武器であるロムフェーヤをメインに持った主人公に付けると、1アビの乱撃効果は意味をなしませんが、
アサシン効果を得た主人公にカグヤの追撃やその他の追撃が乗ればとてつもないダメージを稼ぐことも可能です。
2アビの耐久面の強化
いかにも平成キャラのスキル効果みたいな感じがしますが、これが1回使用後に効果が強化されます。
強化されずとも、1回目の効果量は【防御力50%UP/弱体耐性50%UP/最大1,000の再生効果】が5ターン継続。
2度目の使用はレベル75で12ターンに短縮されますが、奥義で1ターン短縮かつ1アビを使用していれば奥義再発動なので2度目の使用にはさほど時間がかかりません。
【防御力100%UP/弱体耐性100%UP/最大1,000の再生効果/被ダメージ20%Down】となり、これらは消去不可。
後でこの効果量を知りましたが、最後に紹介しているベリアルHLの敵の通常攻撃によるアビリティ使用不可が1度も付かなかったのはこれのおかげでしょう。
まるで武器が本体と言われているようなキャラで使い道が無いなどと言われていたりもするようですが、
古戦場の150や200Hell、高難易度コンテンツでは十分に活躍の見込みがあると体感しました。
カグヤ自体の火力は決して高くは無いですが、味方の単体強化と耐久面の強化で非常に安定感を得られる優秀なキャラだと言えます。
2アビに関しては高難易度で輝くと思いますが、早々にケリが付くような相手では使う必要はなさそうなので、
どちらかと言うとカグヤは短期よりも中~長期戦用のキャラだという位置付けがピッタリでしょう。
奥義演出の短さがGood
後は奥義演出が短いのはとても良い。
1アビを誰かに付与している時はカグヤが2回奥義発動するので演出の長さがネックになりそうでしたが、
あまりにも短い演出なのでフルオートのときは時短になって良いかなと思います。
が、リロードした場合は普通に回数分の硬直があるのでご注意。
改善して欲しいところ
3アビの弱体成功率は分かりませんが、他属性ではミスが多く見られ、安定してレベル3まで引き上げるのが難しかったです。
有利相手であれば3まではスムーズに入るでしょうし、3まで入れてしまえば後はアビダメだけの役割なので、
他属性出張を考えているなら、3アビ成功率を上げるために指輪で弱体成功率を狙うのも必要になってくるでしょう。
また、3アビの固有デバフはアンチラ4アビによる累積永続デバフとは共存不可のようです。
あとは完全にわがままですが、カグヤ以外のキャラの奥義ゲージ上昇量をマイナス50%くらいにして欲しかったな~と。
結局通常軸強化の武器とキャラなので、カグヤが頻繁に奥義を撃つと他も自然と奥義を撃つ頻度が増えるので悩ましいところです。
かと言って終末武器の第3スキルを奥義ゲージ上昇量マイナス100%の虚詐にしてしまってはカグヤの運用は厳しくなってしまうので…う~ん。
どこで起用するべきか 誰と組ませるべきか
組ませたいキャラは多段Hitキャラであるバレンタイングリームニルであったり、
コンスタントに高火力が出せるリミテッドナルメアや浴衣ヴァンピィとの相性は抜群です。
短期で使うにはやや性能が足りない(他キャラのパワーが強すぎる)ので、中~長期戦で起用したほうが良いでしょう。
特に古戦場150Hell以降のフルオートでは出番はあると思われます。
他にも、バブやルシ、ベリアルやスパバハでも使えそうな感じはします。
次の項目で少しテストをしてみています。
リミテッドカグヤお試し
ルシファーHL(開幕少し手動 以降フルオート)
ゴフェルアークを忘れてなんとなくサブに置いていた猫が飛ぶ。
なんとなくリッチを抜いて棘レベル5が痛い上にデバフのことを失念していてカグヤ3アビ頼り。でもなんとかなった。
何も考えずに突撃すると事故が付き物です。
ベリアルHL
またリッチを抜いたせいで攻防デバフがカグヤ頼りに。
サブに超越ルシフェルを置いていることもあってPT全体の回復量が高いため、
シャルの3アビによるスロウの無属性ダメージを食らってもリカバリーが効きます。
先程書きましたが、カグヤの2アビ変化後の恩恵で通常攻撃を受けたときのアビリティ使用不可が一切付かないのは凄いとしか言えません。
また、体感だとベリアルの通常攻撃がかなり痛かった覚えがあるのですが、
これはカグヤ2アビの変化後による防御アップの効果が高いことによる恩恵でしょう。
もちろん、シャルロッテの固有バフの恩恵もあるでしょうが。