ここ最近は迷走を続けるグランブルーファンタジー。
1プレイヤーとして管理人もグラブルの運営の雲行きが怪しく感じれれる時が時々あるが、
まさに今、割と”やらかしてしまったのではないか?”と思える爆弾を起爆した時期だと思われる。
なんで?って、まあタイトルを見れば分かる話ではあるのだが、
「(これから)開催予定の古戦場での戦貨箱の上限を45箱に制限する」といったもの。
なお、批判が殺到し、慌てて取りやめたかと思いきや、それでも変更を施すことに変わりはない模様。
どう変更されたか?というのは下記の画像を参照。
詳しくは公式の【→これグラ】を参考。 ※新規ウィンドが立ち上がります
上記の画像の内容は批判を受けてから焦って調整し直した改番の告知内容。
つまり、最初は45箱でを上限とした場合、46箱目以降は開ける箱すら存在せず、
半汁や種、アクエン素材やSレア武器の素材の入手も不可能になり、
ひいては古戦場で使えるポーションや状態異常クリアアイテムや蘇生薬の入手制限もかかり、
ランキング上位を走る人たちにとってのリソースの制限にも繋がる内容となっていたのだ。
管理人も育っている特定属性が有利の古戦場ではひたすら走っていた事があるので分かるのだが、
ハーフエクリシールやソウルシードの消費量が激しく、戦貨箱での供給には助かっていたのだ。
そう考えると、箱の中身のクエスト自発・参加に直結するリソースは大変貴重なものであり、
これらが46箱目以降に0となると、正直古戦場後半は厳しい戦いにならざるを得ないこと意味していた。
また、今回の古戦場の箱の上限を設ける変更の背景には意図があり、
「初心者と上級者の溝を埋めるための変更」というのが運営の計らいのようだが、
Twitterにて今回の告知が含まれたこれグラのツイートのりプ欄を見ていただければ分かるのだが、
「頑張って走っている人・準備してきた人・時間を削って走っている人との差が出るのは当然」
という至極全うな意見が多く出ており、さすがに運営も改善を余儀なくされた形だろう。
また「そういった人たちの背中を追いかけて初心者も努力して強くなるのがソシャゲの醍醐味」といった趣旨のツイートも見られ、
いかに運営がユーザーの意図を汲み取れていないかが如実に現れた機会だとも言えるだろう。
【グランブルーファンタジー】4/1配信の「これからの『グランブルーファンタジー』2020年4月号」の「戦貨ガチャのボックス数に上限を設定」に関して、アップデート予定内容を変更することといたしましたため、追記を行いました。詳しくはこちらをご確認ください。⇒ https://t.co/dy7yVv7rcM #グラブル
— グランブルーファンタジー (@granbluefantasy) 2020年4月2日
グラブル、ひいては運営的にはユーザーの声を聞いて修正してよかったのかな、とは思える。
変更せずに45箱制限をかけて強行していたら上級者の数割くらいはグラブル引退・隠居になるだろうから。
グラブルと言えば個性のあるキャラの魅力・ストーリなど良い点は色々あるが、古戦場の色が強い。
しかし管理人から言わせれば
「いつまでこんな週6日のデイリーほぼフルタイムの対人イベントを続ける気なのか?」
と言いたいところだ。
グラブルを運営するCygamesから出ている【プリンセスコネクト!】では似たようなイベントはあるのだが、
そちらは「約5日をクランメンバーでイベントのモンスターを倒し、最終的なスコアなどで報酬が増える」
というシステムであり、古戦場と似ているようにも思えるのだが、決定的な違いがある。
グラブルは【団→敵←団】と、敵を倒した数で得られる総貢献度争いだが、
プリコネは【団→敵】と、敵対する相手のグループがおらず、
相手のグループとの得点差を気にせずに、目の前のモンスターをいかに効率よく処理するかが重視され、
更には1プレイヤーは1日に3編成(3回)の戦闘しか出来ないため、
グラブルみたいに長時間にわたって古戦場に張り付く必要が無いのである。
なんだか話が古戦場を結構走る団での前提になっていて申し訳ないのだが、
同じ運営のゲームでありながら、いつまで古戦場という糞システムで続けるつもりなのかが疑問である。
厳しい意見を言わせて貰うと、”運営資金がガチャなどでの集金の事業”は進歩しないな、と言いたい。
これまで家庭用ハードウェアでのソフトを出している大手メーカーは最近はソシャゲ界隈に進出しているが、
例えば管理人は小島秀夫監督が作るゲームが好きであり、今回ではいい例だと思っている。
メタルギアシリーズの産み親といえば分かる人も多いだろう。
小島監督のグループ、通称コジプロではソシャゲ界には手を出しておらず、
基本的に1回ポッキリのゲームソフトを販売して利益を得ている形だ。
最近ではPS4にて「Death Stranding(デススト)」が発売され、
国内に留まらず、世界的にヒットした名作となった。
(プレイしたが、グラフィックがとても綺麗でストーリーも非常に良い)
「このゲームを作って売れなかったら大赤字だ」というリスクが付きまとうが、
「もしこのゲームがヒットすれば名声も利益も得られる」というリターンもある。
そうやってハイリスク・ハイリターンが付きまといつつも進み続ける事業は強く、
プロダクトの”良さ”が洗礼され、より多くのユーザーに評価されやすくなる。
小島監督に至っては名声や利益を求めるタイプではないと思うが、それを基に考えると、
「ソシャゲのガチャの利益がメインの会社は収益が安定しやすいから良くも悪くも保守的」だと思える。
可愛い・格好いい新キャラ、強いキャラ、新しいスキンなど、安直なアイディアでユーザーをカモにし、
何も革新的・根本的な部分の変更をせずに利益を儲けようとしているのが、
まさに今のグラブルではないだろうか?
いつまで経っても古臭くて使いづらいユーザーインターフェース。
ユーザーの意見に耳を傾けずに現状維持ばかりのグラブル事業。
今回の古戦場の戦貨箱の制限で拍車がかかり、一定数のユーザーが離脱したのではないかと見ているが、
その答え合わせは次の古戦場でのアクティブユーザー数やボーダーなどで分かるかもしれない。
いずれにせよ、今回の批判の件で調整された46箱目以降の戦貨箱の中身からソウルシードは削除され、
マルチに参加する機会の多かった人が打撃を受けるのは免れないだろう。
しかもイベント召喚石が削除されるため、属性エレメントの入手数と機会も減る。
マジで大丈夫なのか?グランブルーファンタジーさんよ?
しかも6周年イベント時は年々と内容が劣化しているとの声もあり、
ここ最近滑りまくっているため、どこかで持ち直さないと厳しいかもしれない。
現に生放送イベントや周年イベントでのヒヒイロカネやダマスカス鋼、金剛晶の配布機会も少なくなり、
年々シラケてきている感が否めないのは多くのユーザーが感じていることではないかと思える。
運営が古戦場での戦貨箱の上限を45箱に制限すると発表をし、その内容を見た上で感じた事を走り書きしたが、
まあ言いたいことはなんとなくまとまったかな?とは思う。
管理人もそうだが、実際グラブルも潮時だと感じている人は一定数いるのではないだろうか?
別に私はグラブルユーザーに引退・隠居勧告を出すつもりはないのだが、
最近は「なんだかなぁ〜」とは思わずにいられないので記事にしてみた。
クリスマスナルメアを出しておいて、後からぶっ壊れ性能に気付いてから土有利古戦場を先延ばしにしてるのもそう。
運営が目先の利益ばかり考えて先を見据えてない事ばかりをするので支持を続けるのが辛い。
グラブルの創始者である春田康一Pは当時は色々と叩かれてはいたものの、
様々な変更や施しを加え”結果的に良いグラブル”を築け上げた人ではあるのに対し、
木村唯人Pに変わってから現状維持と、年々イベントでの配布アイテムの出し渋りをみると、
まるで守銭奴であり、とても”一つのコンテンツを発展させていく力のある人物ではない”ように思える。
今回の古戦場の戦貨箱の制限はユーザーの批判を受けて内容を調整したものの、
緩やかに加速しつつあるユーザー離れを更に加速させる起爆装置ではないだろうか?
大丈夫かね、これからのグランブルーファンタジーは…w