【簡素レビュー】iPhoneを12proから13miniに変更をした話
このサイズ感、伝わります?

このたび、私は普段使用しているスマホをiPhone12proから13miniに変更しました。

一応CPU自体のアップグレードはあるものの、覚悟はしていましたが、
得るものの多い反面、失うものも多い事を実感しました。

とは言え、13miniは私が第一とするニーズを満たせているので後悔はしていません。

 

12proと13miniの使用感などの具体的なレビューをしている方は他にもいらっしゃいますし、
そういった深い機能面での話はそちらに譲るとして、ここでは簡素なレビューをしたいと思います。

噂では15シリーズにてminiサイズは登場しないという話もあり、
また、今後小さいサイズが長い間出ないという噂レベルもネット上で散見できます。

ある程度最新機種で小さいサイズのiPhoneをお求めの方は、15シリーズが出ると13miniはオークションや
個人販売などの売買しか入手手段がなくなってくるので、キャリアショップで購入したい方は早めの決断をおすすめします。

私がiPhoneに求めること

12proから13miniに変更したいと思った理由は、やはり何と言っても、
使用時のストレスの少なさ】を優先したかったということです。

一応13miniの対抗馬(勝手に思ってる)のSEも比較にいれてみました。

12proの重量が187gで13miniが140gとなっており、差は47g。この数値はフィルムやSimカードを含みません。

47g程度の差なんか分かりっこない!と思われるかもしれませんが、
実際手に持って比較すると全然違います。12proは重い。

余計なウンチク(?)ですが、2つの物の重さを比較するとき、
人間が差を体感出来る重さの差は、対象との重量×0.05(5%)~0.1(10%)とされています(ウェーバーフェヒナーの法則より)

つまり、13miniの重量が140gですので、140gに0.05と0.1のそれぞれを掛け合わせると、
7g~14gとなり、13miniともう一つの重さを手にとって比較すると、147g~154gの範囲で人間は重さの違いを実感出来ることになります。

したがって、147g~154gを大幅に超えた12proの187gは、流石に比較時に【重い!】と感じ取れるわけです。

これが普段使いであれば、やはり手首の負担も段違いです。

 

また、サイズ面でも当然12proの方が大きく、操作面で人によっては操作のしやすさ・しづらさが出てきます。
もちろん、13miniでも同じことは言えますが…

やはり影響が出るのは【両手持ち】か【片手持ち】で操作をする人であり、
私は高校生頃までガラケーが主流であり、また、その時期にiPhoneやAndoroidが登場しましたが、
ガラケーを使っている期間が長い私にとって、片手で操作を完結できない携帯はありえないという価値観です。

じゃあなんで12proに変えたんだよ?という話ですが、
デザインの刷新や、iPhoneXからの移行で多少大きくても大丈夫だろの精神でした。

 

 

今となっては12proではなく、可愛い色の多い12miniにしておけばよかったと少し後悔しています。

 

さて、片手持ちにとって巨大化する最近のスマホで問題になるのが
親指で画面上部関連の操作が困難になる】ということ。

私は日本人の手の平均サイズよりも、またアメリカ人の平均の手のサイズよりも(少し)大きいのですが、
それでも12proを片手で操作を完結させるのは、持ち替え行為をしないと無理でした。

iPhoneは画面下部を下にスライドすると、表示している画面が下に下り、
本来の画面上部がスマホの中段あたりまで下がってくる機能がありますが、
1手間増える煩雑さを介してまで操作を行う気にはならず、それなら持ち替えで無理やり親指を上に伸ばすようにしてました。

ただ、親指の対角上部の方を操作するときはもう諦めて両手で操作してましたね。

 

正直、両手持ちで操作をする人であれば、却ってスマホが小さいのがデメリットになるのかもしれません。

13miniの実機を触りにショップに行った時に店員さんに、両手持ちで操作をする人は多いのかを聞きましたが、
はじめに手にする携帯がスマホのような若い世代の多くは両手持ちが多いとのことらしいです。

普段から両手持ちでストレスなく操作している人は、もしかして片手でスマホも難なく操作出来てしまうんでしょうか?

だとすると、ちょっと羨ましい気持ちにもなりますね。

ただし両手操作に慣れるつもりはない模様…これが頑固な老害になっていくプロセスカァ…!

13miniを持ったときの心地や指の届く範囲

先程までは12proのサイズや使っているときの指の距離の問題点を述べましたが、ここでは13miniでのお話になります。

実機のサイズを確かめるためにショップで触らせてもらいましたが、あまりにもサイズ感が丁度良く、
10分以上ニギニギして快感に浸ってる怪しい人になってしまいました。

それほど、私が求める理想に近いスタイリッシュなスマホだったということでしょう。

他にもAndoroidにちょっと興味があり、Xperiaなども手に持ってみましたが、
やはり思いし長いし長い。ちょっと無理かな?と、簡単に諦めがつきました。
(Xperiaが特に長いだけ)

ただ、ベストサイズはiPhone4Sですが、あのサイズが今後出ることはまず無いでしょう。

なので現状の最新に近い機種だと、もう13miniしか無いということです。

13mini 上部まで親指は問題なく届く

ただ、悲しいことに親指の対角の上部は持ち替えを行わないと届かない模様。残念。

重量に関しては、12proと比較すれば軽いのは確かですが、
13miniを目を閉じて手のひらに乗せたときに「めっちゃ軽い」とまではいきません。

やはり何か少し重みのある物体が乗っかっているという感覚はありますが、気にしないでいられる範疇です。

ここにケースをつけたりすると、その分の重みが加算されるので、
軽さを重視したい人は軽いケースを付けるなり、落とさない・傷つけないように注意を払って裸族になるかでしょう。

私はスマホを落とすことは基本的に無いので、保護フィルムだけで13miniを使用するつもりです。

ただ、お目当てにしている可愛いケースの在庫が入荷したら迷わず付けてしまいますけどね。

トムとジェリーが好きなので入荷が待ち遠しい。

他にも、サンリオのキャラだったり、MARVELなど多くのキャラクターのスマホアイテムを販売しているところですので、
興味のある方は下記のリンクからお目当ての商品があるかなど散策されてみてはどうでしょうか?

グルマンディーズのサイトはこちらからどうぞ

iPhone12proのカメラにはやはり勝てない

iPhoneのカメラ性能を堪能したければProシリーズが優勢なのは言うまでもないことです。

ここで深く掘り下げるほど知識もないので簡潔にまとめますが、13miniでは12proには勝てません。

それはやはり素人の私であっても、写真を撮り比べた時に違いがわかるほど。

12proでは、取った写真を拡大したときにも、細かいところまできめ細やかで美しいのですが、
13miniは同じように拡大したとき、きめ細やかさが失われ、ややざっくりとした写りの印象を受けました。

両者共に綺麗であることは確かなのですが、写真を取るときは基本的にスマホで撮り、かつ頻度も少なくなく、
また綺麗に撮れるなら綺麗に撮りたいという3つの要望を少しでも意識しているのであれば、
miniシリーズよりもproシリーズを選んだほうが良いとも言えます。

妥協できるならminiでも良いと思いますけど。

私も分かってはいましたが、サイズ優先の犠牲になったとしても、
12proを返却するというキャリアのプログラムで返すときは名残惜しい思いをするんでしょう。

ま、13miniのカメラ精度に見慣れちゃえば、きっとどうってことはないんですよ(多分)

スマホで横向きのゲームをするなら画面は大きい方がいい

これも当然と言えば当然。ゲームするなら画面は大きければ大きいほど良い。

私はそんなにスマホで横表示のゲームをする事はほぼ無いのですが、
やっぱり派手に操作するようなゲーム、例えば荒野行動だったり原神だったりは、
小さいスマホだと大雑把な操作が出来なくてイライラすると思います。

私は横表示のスマホゲームは今のところブルーアーカイブくらいで、
それも戦闘以外のちょっとした操作を出先やベッド上でちょっと操作するくらい。

なので、別に画面が小さかろうと操作面でストレスは特にありません。

このサイズ感、伝わりますか?

これがキャラクターを移動させるゲームで、右下、左下にコマンド系のボタンエリアがあるとすると、
多分13miniのサイズ感では正確に押すのが難しかったり、誤って別のボタンを押してしまうこともあるかも。

快適にゲームをしたいなら、やはり大きいスマホで。
いや、PCとかテレビでやりなさい!

結局キーボード入力の誤タップは起きる

小さければ小さいほどキーボード入力で誤タップが起きやすく、
大きければ大きいほどキーボード入力で正確なタップがしやすいのは自明です。

が、まあ12proでもミスするときはミスしますし、13miniでもミスします。

結局は慣れでしょう。 過去に4Sサイズで使っていたんだから出来るだろと自分に言い聞かせて使ってます。

それだけ? それだけです。

入力のストレスを省きたいかたは大きめのスマホが良いでしょうが、
軽さやサイズなどの他の要望との折り合いが必要になるでしょう。

片手持ちは小さいスマホ 両手持ちはお好きにどうぞ

両手持ち操作に慣れるつもりが無い私は、最近の巨大化するスマホに適応出来なくなりつつあり、
なんなら今後更に大きくなるであろうスマホに変えるときは、どこかで諦めて両手操作に慣れる必要があるのでしょう。
(ただ、大きいスマホに変えるときは、もうiPhoneは飽きたのでAndoroidにしますけどね)

片手持ちがメインの人は小さいスマホが良いですし、両手持ちは用途に合わせて選べばいいと思います。

片手持ちの身からすると、次第に肩身狭い思いをヒシヒシと感じる今日このごろです。

 

結論ですが、サイズの大きめな・小さめなスマホを使ってきた身からすると、
タイトル通り、片手持ちには小さいスマホが、両手持ちは恐らくどんなサイズのスマホでも問題ないと思います。

1日使ってみた感想

1日では大したことは感じられないと思うかもしれませんが、かなり大きな違いを実感しました。

やはり、13miniは片手でラクラク操作が完結するというのはストレスの負荷ではなく、もはや気持ち良さを味わえます。

手に持って持ち運ぶときなども、スタイリッシュに握れますし、何より重くない。

 

あとは、なんというか…小さくて可愛いんですよね。

これは12proのような大きいサイズを長期間使用してきたから感じることかもしれませんが、
「そうそう、スマホはこういうものじゃなくっちゃ」という言葉が漏れそうになります。

ただ、良いことばかりではなく、やはりカメラの性能差に愕然としました。

ちょっと距離のある場所、例えば5m~10m先の小さめの被写体を撮ろうとしたとき、
12proでは被写体をタッチすると上手くピントを合わせて綺麗にフォーカスしてくれますが、
13miniのカメラの精度では、ピントは合わせても、なんだか粗さが目立ってしまいます。

なので、綺麗に撮りたければ被写体に近づく必要があり、
それが動物だったりすると、近づくことによって逃げてしまったり、
撮りたかったシチュエーションを逃してしまうことにも繋がります。

こういった場面はやはり悲しいものがありますね。

13miniのサイズでproシリーズ並みのカメラ性能が備わっていたら何も言うことはないのですが。

今後出るかどうかも分かりませんが、miniシリーズでpro並みのカメラ性能のモデルが出ることを願うばかりです。

おまけ(デザイン比較など)

サイズ比較ではそんなに差を感じないようにも見えますが、手に取ると全然違う
12proの背面は最高の質感で指紋は林檎マークにしかつかない。反面、13miniは指紋がどこでも付きやすい
12proは側面も高級だが指紋がすぐに付く。13miniはアルミ素材で指紋は付かない
最高のサイズ感。これに慣れたら今後ますます巨大スマホに馴染めなくなる
13miniのスターライトだが、これを白色という人がいる。私はやや濁った白色に見える。
他のiPhoneのシルバーの白色と同じような色だと思わないように。

 

交換予定の方は、可能な限り実機を見て、持って判断したほうが良いです。

冒頭でも書いた通り、13miniは現在キャリアショップで販売しているシリーズで最古のものとなり、
15シリーズが販売された時に必然的に店頭やページから消える可能性が非常に高いです。

12miniや、それ以前の小さいモデルからの買い替えであればメリットは多いですが、
大きめのサイズからの変更は失うものも多いので、総合的に判断してから変更しましょう。

ああ、ピンクの可愛い色があれば選んでいたんですが…在庫がなくてスターライトに…クッ!