RealForce 東プレのキーボードをオススメせずにはいられない

今回は東プレのキーボードである”RealForce”を購入して使用してみたので、
その感想と、今後のキーボード事情について書いてみようと思います。

東プレのRealForceとは一口に言っても、様々な種類がありますし、
非常に質が良いのはそうなんですが、値段が高額なのでオススメもしづらいのが難点。

 

サムネで『買ったら後悔しますよ?』というのは、結論から言うと
『最高峰級のキーボードであるがゆえに、他のキーボードに興味を持てなくなる』
という事であり、決して”悪い意味での後悔”ではないのでご安心ください。

お値段以上とはまさにRealForceの事であり、
目的に合った人には非常にオススメのできるキーボードだと言えます。

 

それでは早速、東プレのRealForceについて軽く紹介してみましょう。

RealForce 基本や種類について

今やキーボードといえばゲーミングを想像し、様々なゲーミングキーボードメーカーの名前を思い浮かべる方が多いでしょうが、
今回の東プレのキーボードの大半はゲーミングを謳わず、業務や日常で使用するのに向いています。

管理人はPCでゲーミングをする際は左手ゲーミングデバイスを使用しているので、
キーボードのWASD移動は使っていないため、この東プレでのゲーミング性能についてはレビューできません。

とはいっても、RealForceシリーズにもゲーミングキーボードが存在はしています。

ただキラキラ光るくらいしかコレと言った違いが感じられないのですが、
長年ゲーミングキーボードを使ってると、うるさい打鍵音もライティングも不要に思えてきました。

あと、1日にかなりタイピングをするとなると、キーの軽さや打ち心地にもこだわりたくなるので、
打っててバチバチカチカチうるさいRa◯er社のキーボードはお蔵入りしました。

今回管理人が購入したのはコレ

言い忘れてましたね。

今回管理人が購入したのは【東プレ R2TLA-US3-IV】です。

RealForce R2TLA-US3-IV

いきなり型番読み上げられても意味が分からない人も居ると思うので簡単に説明すると…

型番の見方

R2
TL: テンキーレス(Tenkey Less)の”TL”
A: APC機能付きの”A
US: USキーボード
3: 荷重30gの”3
IV: アイボリー(IVORY)の”IV

APC機能というのは、どれくらいキーを深く押したら反応するのか、という設定が出来る機能であり、
軽く押す人には浅めに押して反応するように設定したり、浅く押して誤爆を防ぎたい人は深く押さないと反応しないように出来たり。

RealForce APC

管理人はキーが赤くなっているところが深く押さないと反応しない箇所に設定しており、
Enterキーのみは浅く押しても反応するように1.5mmで個別設定をしています。

このように、使う人が”浅く押す人”か”深く押す人”かで設定を変える事も可能な便利なキーボードです。

キーの荷重について

先程【荷重30g】と書きましたが、他には主に【45g】と【変荷重】の種類が東プレには存在します。

g(グラム)が少なければ少ないほど押すのに必要な力が少なく、楽にタイピングが可能ですが、
その反面、手を添えたつもりがキーを押してしまって誤入力が発生しやすくなります。

しかしそれはAPC機能で3mmに設定すればかなり誤入力を防ぐことが可能です。

一般的なキーボードの荷重は45~50gと言われていますが、その中で今回購入した30gは非常に軽く、
打ち続けていても疲れを感じませんし、RealForce特有の気持ち良さも味わえて一石二鳥です。

これに慣れてたら他所のメーカーのキーボードに戻ることは出来ませんねw
さすが、RealForce信者が出てくるのも頷けるくらいの性能をしています。

 

仕事でタイピングをしている時間の長い方や物書きの趣味がある人には…
断言します。東プレのRealForce以外にオススメ出来るキーボードはありません。

 

45gや変荷重も触ってきましたが、やっぱり30gしかないと思いましたね。

あまりタイピングをしない人は45gというよりか、ぶっちゃけRealForceじゃなくて良いように思いますが、
軽いキータッチで気持ちよく打ちたい人は45gでも変荷重でもなく【30g】を選ぶべきでしょう。

説明していませんでしたが、変荷重は薬指や小指が担当するキーの重さは30gで、
人差し指や中指など力が強めに入る指が担当するキーは45gに配分されているタイプの荷重を指します。

カラーについて

2020年6月現在、RealForceのキーボードの色は基本的に
【ブラック】と【アイボリー】の2種類しかありません。

アイボリーは昔の古臭いキーボードの色みたいに白と灰色の配色のような色です。

正直ブラックの方がかっこいい感は否めませんが、黒だとキートップの文字の印刷が見辛く、
暗いところでタイピングをしていて「あれ?このキーってどこだっけ…」となった時に、
明かりを付けてキートップを確認しないと分からないので、
ブラインドタッチが習得出来てない人にはおすすめできない状況も存在したりします。

一応、RealForceのゲーミングキーボードは基本色がブラックであり、
なおかつキーを光らせることによって暗いところでもそのキーが何のキーか分かるようになっています。

ただ、通常のRealForceのような打鍵音はしないので、

静電容量無接点方式特有の癖になるような気持ちの良い打鍵音をゲーミングのキーボードに求めてはいけません。

realforce_BK_IV
出典:パソコン工房 NEXMAG

ブラックとアイボリーだけでもキートップの印字の印象は全然違います。

デスク周りの色を統一したい人はブラックの方がしやすいでしょうが、
アイボリーとなると白基調で揃えないといけないのでちょっと大変かもしれないですね。

まあ正直、管理人は色なんてもうどうでもよくなってきましたが…w

独特の打鍵音について

RealForceといえば打ち心地や独特の打鍵音が有名です。

打ち心地は実機を触ってみないとわからないかと思いますが、
打鍵音に関してはネットでいくらでも動画で紹介されています。

キーボードの打鍵音を調べる時は主に【rarapon】さんの動画を参考にしています。

上記の動画で主に紹介されているのは東プレのRealForceである事に変わりはないのですが、
具体的には【R2TLA-JP4-BK】となっており、荷重が45gとなっています。

実際に店頭で触ってみた感想ですと、30gと45gでは打鍵音が若干違いますね。

上記の動画の打鍵音と比較すると30gは柔らかめで、45gは『ボコッポコッ…』という音に対し、
30gは『スコッスコッ…』といった気持ちの良い音がします。

 

荷重の項目で紹介するべき内容だったんですが、45gは打ち心地がある程度シッカリしています。

30gと比較すると『(30gと比べて)なんかちょっと重いな…』といった感じがするので、
長時間タイピングをして軽めのキーを求める人は45gではなく30gを選ぶようにしましょう。

英語配列か日本語配列か

これはRealForceに限った話ではありませんが、好みで選ぶと良いでしょう。

管理人は日本語配列の在庫が無くて妥協して英語配列を購入しましたが、
最初は色々と大変な思いをしたので、慣れてる方のキーボードを買ったほうが良いでしょう。

恐らく日本人の大半はJISキーボードを使用しているかと思いますので、
無理に英語語配列のキーボードを購入する必要はありません。

英語配列と日本語配列の違いについて

これについてはPCショップで有名なTUKUMOのHPにて紹介されていますので、
詳しく知りたい方はコチラから参考にしてみてください。

 

ただし、日本語配列と比較して英語配列はEnterキーが小さいので、
普段から手をちゃんとした場所に配置していないと、
思い通りにEnterキーを押すことが難しくなってしまうと思います。

恐らく右手の小指をポチッと押せば勝手にEnterキーを押せるかと思います。

が、慣れない内はEnterキーの上にあるキーを誤って何度も誤爆してしまう事が多かったので、
RealForceのソフトウェア側で反応しないようにロックしたところ、タイピングが安定しました。

realforce 誤入力
赤枠内のボタンをEnterを押したつもりで押し間違える事が何度もあった

結局、赤枠内のキーは付属のソフトウェアで無効化させたんですけどね(笑)

テンキーは必要?不要?

管理人は今回RealForceのキーボードを買い求める際に優先したかったのは、
なんと言っても『テンキーレスモデル』が欲しかったんですよね。

テンキーが付いてるだけでキーボードの横幅が取られてしまい、ちょっぴり邪魔。

あと数字を多用するような業務についているわけでもないので使用する機会が少ないため、
次回以降キーボードを新調する時はテンキーは不要だな、と思って買い替えました。

テンキーは普通だと、パソコンの起動時やソフトウェアでセキュリティ認証するときのIDやパスワードでの入力であったり、
あとはクレジットカードの番号の入力くらいでしか使わなかったので、使用機会はあまり高くなかったので私は不要だと考えます。

が、テンキーがあれば数字を打つスピードはかなり早くなるので便利っちゃ便利ですし、
無くなれば活用出来ていた状況で不便に思う時が出てくるかも知れません。

が、それだけのためにテンキーのスペースやその分のお金を取られるくらいなら我慢しますw

Realforce モデルについて

RealForceのモデルは現在で結構出ているので、詳細を知りたい人は公式HPを見てみると良いでしょう。

RealForce専用ページはコチラから

光るモデルもありますが、打鍵音が他のものと違ってやや『カチッカチッ』と鳴る点には注意。

あとは30g/45g/変荷重の荷重シリーズの違いと日本語配列/英語配列の種類など。

東プレ公式HP

一般的なキーボードやゲーミングキーボードとの違いについて

キーボードには種類が山程あるので全てを比較することはできませんが、
管理人が触ってきたキーボードでの比較をすることは可能です。

種類 打鍵音 耐久 価格 疲労感
格安キーボード 静か 安価 普通
ゲーミングキーボード うるさいのが多い 悪くない ピンキリ 次第に疲れる
東プレ 静か 長時間余裕

ゲーミングキーボードも様々な種類が出てきて2、3千円で購入が可能なものが出てきたため、
価格の箇所はピンキリとさせていただきましたが、
買うのであればRazerやLogicool、Asus、Steelseriesなど有名所のキーボードを買いましょう。

大手メーカーのコピー品と思わしき商品が安値で出回ってますが、品質まではコピーしてないので、
耐久はもちろんゲーミングではない安値のキーボードと同等レベルですので過信は禁物です。

 

あと、何かとゲーミング系で周辺機器を揃え始める時はカチャカチャなるキーボードに惹かれてしまう人が多いと思いますが、
夜静かになった時や、通話中で使用していると打鍵音がうるさく感じる時が出てくるかもしれないので、
その点においては頭の片隅に覚えておいたほうが良いでしょう。

というか、最初から耐久が高めで打鍵音が静かなキーボードを買っておいたほうが失敗はしないんですけどね。

 

東プレのキーボードで唯一の欠点といえば価格が高いということ。

シリーズは色々ありますが、大体25,000~35,000円くらいが平均価格という感じでしょうか。

大手ゲーミングキーボードの価格帯はだいたい10,000円~20,000円くらいの価格帯ですので、
RealForceと比較すると安く見えてしまうくらいに東プレのキーボードは高価とも言えます。

 

また、RealForceのキーは『静電容量無接点方式』を採用しており、
一般的なゲーミングキーボードの『緑軸/赤軸/茶軸…』といった◯軸と比べると、
耐久が非常に高く、RealForceのキーボードは長く使えるキーボードとしても非常に有名です。

 RealForce まとめ

今回管理人が購入したのは数多くある東プレのキーボードの中の1つですが、
今後もなにかキーボードを新調する際は、例え高価であってもRealForceを購入しようと思います。

例え高額であっても、欲しいと思えるような性能を持っている商品であれば購入は躊躇しません。

それほどにRealForceのキーボードは強くオススメできる代物ではあるのですが、
買うのであれば、とりあえずは店頭で触りに行ってみる事をオススメします。

 

しかし、近くに展示しているお店が無かったり、外出が厳しい状況の方に教えられる事があるとしたら…
『30gか45gか。もしくは変荷重か』という疑問に対してはアドバイスが出来ると思います。

荷重30gに向いている人・向いてない人

向いている人

・長時間タイピングをする人
・軽いキータッチ感を求める人

向いてない人

・シッカリとした打鍵感を求める人
・そんなにタイピングをしない人(わざわざ30gじゃなくて良いという事)

荷重45gに向いている人・向いてない人

向いている人

・ある程度シッカリとした打鍵感を求める人
・荷重とか分からないけど、触らずに買う際に軽すぎるのは困るという人
・キーの荷重が強いクセがあり、軽いと誤爆してしまう人(APC機能である程度制御が可能)

向いてない人

・長時間のタイピングで指に疲れを感じてしまう人

変荷重に向いている人・向いてない人

向いてる人

・キーボードでゲームをしない人
・タイピングのみでしかキーボードを使用しない人

向いてない人

・キーボードを利用してWASDを使用する人(端に行くほどキーが軽くなるため重さが変わってしまう)
・キーの荷重は均一じゃないと気持ち悪い・変な感じがするという人

このようにシッカリと差別化を図る事が可能なので、あなたに合ったタイプが見つかると思います。

RealForce ゲーミングモデルの詳細

キーもRealForceのゲーミングタイプ以外はカチカチとは鳴らないので、
静かなキーボードで耐久性が高く、長時間快適にタイピングが可能なのはRealForceやHHKBのキーボードくらいでしょう。

ゲーミングタイプのRealForceもカチカチとは鳴りますが、大手メーカーの緑軸並の音は鳴らず、
キーを押して帰ってくるときに小さく『カチッ…』と消え入るようなボリュームの小ささなので、
その点の打鍵音をあまり気にせずに、そのほかの特徴が欲しい人は考慮してもいいでしょう。


東プレ RGB-TKL-R2TLA-JP4G-BK 日本語配列

created by Rinker
東プレ RealForce
Amazonにて33,883円(2020/6/20現在)

東プレ RGB-TKL-R2TLA-US4G-BK 英語配列

created by Rinker
東プレ RealForce
Amazonにて27,230円(2020/6/20現在)

東プレ R2A-JP4G-BK(テンキー有りの日本語配列)

created by Rinker
Amazonにて34,800円 (2020/6/20現在) 楽天にて33,935円 (2020/6/20現在)

東プレ AEAX01(テンキー有りの英語配列)

created by Rinker
東プレ RealForce
Amazonにて49,500円 (2020/6/20現在) 楽天にて71,650円 (2020/6/20現在)

RealForce まとめのまとめ

最近は東プレ以外もRealForceの静音タッチの人気に気がついたのか、
久しぶりに大型家電製品店に行ったらキータッチが静かなモデルが数多く揃っており、
『これなら別にRealForceじゃなくて良いのでは…?』という考えが一瞬よぎりました。

確かに私が欲しいのはキータッチ時に静かなモデルですが、それ以上に
『タイピングしていて疲れないモノ』を求めており、
それに該当するキーボードはRealForce(荷重30g)以外は有りえませんでした。

東プレのキーボードには良いところや特徴が非常に多くあり、
価格の高さに目を瞑れるのであれば、きっとあなたに合うモデルがあるはずです。

 

この記事も今回購入したキーボードを使い、ぶっ続けで約6,000字をタイピングしていますが、
指の疲労感を全く感じずに快適に使用することが出来ています。

むしろもっと打ちたい。

口コミでよく見る『ずっとタイピングしても疲れない』という内容には疑心暗鬼でしたが、
いざ実際に使ってみると、これは実話であり、全く疲れないのでビックリしています。

しかも打っていて気持ち良い。

 

もし東プレのRealForceを触ったことのない人は店頭にて試してみたり、
自分の目的に合ったモデルを通販で注文してみることをオススメします。

こんなに良いキーボードを手にしてしまっては、他のメーカーに浮気は出来ませんねw


RealForceについては、在宅ワークでオススメの環境を紹介する記事でも紹介したので、
タイピング時間の長い人は記事を参考にしたり、購入をご検討下さい。