REALFORCE 静音 タイプが最高すぎた

ついに REALFORCE 静音 タイプのキーボードを購入してしまいました。

ゲーミングモデルのREALFORCRと、非ゲーミングモデルのREALFORCEを購入し、
そこから間もなく新たにREALFORCEのキーボードを購入。

いったいこの短期間でキーボードを何個買い替えてるんだ?(3個)

もはやREALFORCEのキーボード以外では生きていけない体に…

 

実は前回購入したREALFORCEのゲーミングモデルは購入後に初期不良があって返品し、
最初に購入した非ゲーミングモデルは、今回新たに購入したため、友人に譲りました。

ということで、いま所持しているREALFORCEのキーボードは1個ということになります。

新しい REALFORCE のキーボードとは

今回新たに購入したのは「R2SA-JP3-BK」。

R2SA-JP3-BK

REALFORCE 静音 荷重30g 日本語配列 テンキー付き APC機能付き 昇華印刷 ブラック

といったステータスのキーボードですが、シリーズ中で様々な機能が付いた製品であり、
他のモデルと比べても結構高額な部類に入るモデルの購入となりました(約27,000円)。

 

高価ではありますが、使うとその凄さに驚きを隠せず、購入したことを後悔させない性能をしています。

具体的に何が凄いのか? 他のモデルや一般的なキーボードと何が違うのか?
などを紹介するので、気になっている人はこのまま読み進めて下さい。

REALFORCE 静音タイプについて

最初に購入したREALFORCEは静音タイプだと思っていたのですが、
後で調べてみたところ、実は静音タイプではない通常仕様のモデルだったようです。

それでも一般的なキーボードと比べてもかなり静かだったので気が付きませんでした。

音を表現すると【トコトコトコトコ】とった優しい打鍵音でしたが、
思い返せば深夜帯に打鍵をすると、なんか少しちょっとだけ音が気になった覚えがあります。

でも本当に静かですので、うるさくはないですが、音が鳴ってると分かるくらいの打鍵音でした。

 

しかし、今回購入したのは静音タイプ。

REALFORCEの非静音タイプのキーボードでさえかなり静かだったのに、
静音モデルはどれくらい静かなのかと思い、実際に使用してみたところ…

打鍵音の静かさを最大10で表した時
通常:■■■■■■□□□□(6):静か
静音:■■■■■■■■■□(9):かなり静か

くらいの差がありました。 あくまで体感です。

あと、10に出来ない理由として、流石に打鍵するにあたって、
完全な無音化は無理ですので、それを考慮しての”9”のスコアです。

となると『メチャクチャ静かじゃん!』という事になるのですが、
さすが静音タイプと思わせる程に静かです。 これは驚きましたよ。

打鍵音を言い表すと【スコスコスコスコ…】といった表記のイメージですが、
この半角のカタカナの高さを半分にしたくらいの文字の小ささで表したいくらいです。

打っている感じはサクサク感を得られます。

 

とにかく、これより静かな打鍵音のキーボードは他にそう無いんじゃないでしょうか?

キー荷重 30gについて

今回新たに購入したモデルを購入する際、キーの荷重を30gか45gにするか迷いました。

リアフォで既にキー荷重30gと45gは経験してきましたが、
『シッカリとした打鍵感を求める人は45gがオススメ』
『REALFORCEがはじめての人は45gがオススメ』
『軽すぎてミスタッチが増える人は45gがオススメ』

などといった声が多く見られたので、30gに慣れていましたが、
気持ちが少しだけ45gに傾いてしまっていました。

ですが、今は30gのキー荷重のモデルの購入で後悔していませんし、
荷重30gに慣れた後に45gなんて重くて私には無理だったでしょう。

 

一般的なキーボードやゲーミングキーボードのキー荷重は約45g~60gとされていますが、
REALFORCEにはキー荷重が30gのモデルがいくつかあるので、
文字を打つ機会の多い人には腱鞘炎の予防の効果もあるでしょう。

軽い打鍵感を求める人は30gを。
シッカリとした打鍵感を求める人は45g~を。

用途に応じて選ぶことをおすすめしますが、
30gを必要としない人はわざわざREALFORCEを選ばなくても良いような気はします。

日本語配列か、それとも英字配列か

日本語配列のキーボードは多くの方が持っているかと思いますが、
英字配列のキーボードを好んで使用している日本人の方もいます。

基本的にどちらもそう機能面で大差は無いのですが、
日本語配列のキーボードは無駄が多いから英字配列のキーボードを使う、という方もいます。

 

日本語配列のキーボードではスペースの左右に変換・無変換のキーがありますが、
英字配列のキーボードはそれらがなく、その分スペースキーが横長になっているものが多いです。

また、Enterキーですが、日本語配列は大きめのサイズですが、
英字配列では1キー分の高さで、横に長い形をしています。

それと、BackSpaceキーですが、日本語配列は1キー分のサイズに対して、
英字配列ではEnterキー同様、1キー分の高さで、横に長い形をしています。

他にも半角/全角切り替えのキーが英字配列には無いといった違いもあります。

 

日本語配列か英字配列のどちらを選ぶかはひとそれぞれですが、
英字配列のキーボードを使っていた身からすると…

  • BackSpaceキーが横に長いので、右手薬指を伸ばさずとも届く範囲にあって押しやすい
  • Enterキーが小さいので、不慣れな内は周囲のキーと誤爆してしまう
  • 半角/全角切り替えは、日本語配列と同じ場所にあたるキーを押せば機能するのでどちらでも良い
  • 変換・無変換キーは日常的に使う頻度がほぼ無いので無くても困らない

といった感じであり、個人的にはEnterキーが大きい日本語配列のキーボードが使いやすいです。

英字配列では慣れてしまえば困ることはありませんが、
すぐに使う必要のある人は、最初の内は多少大変な思いをするかもしれません。

テンキーは必要か、それとも不要か?

これも好みの問題ですので、あなたがテンキーを使うかどうかで変わってきます。

私も最初に購入したREALFORCEはテンキーなんて要らないでしょ、
という考えで、テンキー無しのモデルを購入しました。

しかし、やはり『大切なものは失ってから初めて気づく』という事もあり、
後々テンキーの必要性を感じる時が出てきたので、今回はテンキー付きのモデルを購入しました。

 

仕事や日常でも、数字を使う機会が多少なりともある場合、
テンキーがあれば片手で素早く打てるので助かっています。

クレジットカード番号や銀行の口座番号、PCのパスワードロック解除など、
さまざまな場面でテンキーは活躍をしてくれています。

 

テンキーの無いモデルでも数字の入力は可能ですが、
タイピングの練習でも数字の列を使う機会は少なく、
個人的に打ち慣れていないという事も原因かとは思います。

 

数字を打つ習慣や頻度のある人は、テンキー付きのモデルをおすすめします。

が、値段が高いと思った場合はテンキーレスモデルを購入した上で、
安めのテンキーのみのキーボードを購入するというのも一つの手でしょう。

APC機能は個人的にはオススメ

最近ではREALFORCE以外でもAPC機能の付いたキーボードが出ていますが、
それでもAPC機能というものが初耳な人は結構居るのではないでしょうか。

APC機能というのは、『Actuation(アクチュエーション)Point(ポイント)Changer(チェンジャー)』の省略であり、
『どれくらいの深さまでキーを落としたら反応するか』を設定できる機能となっています。

 

一見、あっても無くても困らならなさそうな機能だと思う方もいるかもしれませんが、
これを使うか使わないかでタイピングが天と地ほどの差が出てきます(あくまで個人的な意見です)。

REALFORCEでは【1.5mm】【2.2mm】【3.0mm】の3種類から選択が可能で、
キー全体の一括設定や、キー個別での設定も可能となっています。

 

底打ちをする人は3.0mmで良いと思いますが、軽いキータッチをする人は、
例えキー荷重が30gとかなり軽くても、1.5mmで快適にタイピングをすることが出来ます。

それぞれの差が誤差レベルの違いだと思いますが、試しに3種類で打ち比べてみても、
その違いはハッキリと分かるほどに違いを感じることが出来ます。

 

そもそも、キーの押下の幅なんてせいぜい1cmあるか無いかの高さですし、
その高さから1.5mmと3.0mmの差は決して馬鹿にできない差です。

ただ、荷重30gのモデルで1.5mmの設定をすると、
軽く手を置いて、力を抜くと反応してしまう点には要注意です。

 

管理人は荷重30gで1.5mmのAPCの設定をしていてタイピングはこれ以上無いくらいに快適ですが、
この設定で仮にPCゲームをするとなると…かなり誤爆が増えそうなので、設定の使い分けが必要になりそうです。

昇華印刷モデルとレーザー刻印の違いについて

REALFORCEにはキーの文字を【昇華印刷】【レーザー刻印】の2種類で製造をしています。

それぞれ何の違いがあるのかというと、

昇華印刷:昇華インクを用いて熱を加えて染色する方法
レーザー刻印:レーザーを照射し、対象の物体を削ったり変色させる方法

という違いがありますが、だから何だ感が強いですよね。

ことREALFORCEに置いて違いを説明すると…

昇華印刷:高価だが、経年劣化の耐久があり、長くきれいな状態を維持できる
レーザー刻印:安価だが、長く使っているとキートップにベタつきが出たり、見栄えが悪くなる

といった決定的な違いがあるので、購入予定の方はこのポイントをシッカリと抑えましょう。

 

また、黒色のモデルで昇華印刷のモデルを購入すると、
明るい光を照らさないとキーの表面の文字が見辛いです。

REALFORCE 黒 昇華印刷 光度オレンジ+暗
これは部屋の照明をオレンジ色に加え、暗めで撮影した際のキートップです。

カメラの精度が良いので、見ようと思えばハッキリ見えますが、
実際はこれより少し見辛いと思ってもらえれば良いでしょう。


REALFORCE 黒 昇華印刷 光度オレンジ+明
これは照明がオレンジ色で明るさを最大にした際に撮影した際のキートップです。

暗い時と比較して見やすいですが、お世辞にも一般的なキーボードと比較して見やすいとは言えません。

文字色が黒な上に、キーキャップの色も黒に近いので当然といえば当然ですが…w


REALFORCE 黒 昇華印刷 光度白
こちらは照明を白色にした場合に撮影したキーキャップの状況となります。

照明がオレンジ色に比べて見やすく、ブラインドタッチを習得してない人でも、
キーを見ながらタイピング出来る状況になるかと思います。


 管理人から一言

管理人は眼精疲労が起きやすく、PCのモニターもソフトを使ってオレンジ色にしたり、
部屋の照明も白色は使わず、オレンジ色をしようしているため、
白色の照明で明るい状態での撮影はしていません。 予めご了承下さい。

部屋の照明で白色は苦手な人でブラインドタッチを習得していない人は、
黒色で昇華印刷のモデルは苦労するかと思います。

が、ブラインドタッチを習得する良い機会だと思い、
習得に向けて練習をしてみるのもいいかもしれません

 

黒色のモデルではなく、アイボリー(昔ながらの配色)のデザインであれば、
比較的暗めな部屋でもキートップは確認できます。

REALFORCE アイボリー
アイボリーデザインのモデル

 

また、どうしても黒色が欲しい!でもブラインドタッチが出来ない!という人は、
結構お高いですが、楽天にてREALFORCEのキーキャップが売られているので、
好みの色を見つけて購入をして取り替えてみるのも一つの手です。

楽天市場:東プレ キーキャップ専用販売ページ
※日本語配列と英字配列でキーキャップが異なります

 

どうしてここまで高いのか?と思いますが、これは昇華印刷であり、
あとはテンキー込みのキーの数分だけ用意されているからだと思われます。

でもキーボード本体の半額くらいの値段だと考えると、
一体キーキャップとキーボードのどちらが本体なのか分からなくなりますね。

 

ちなみに、レーザー刻印モデルに別売の昇華印刷キーキャップを取り付ける事も可能なので、
最初から別の色のキーキャップを被せてオシャレをしつつ、昇華印刷モデルのキーキャップを付けたい人は、
【レーザー刻印モデル+別売専用キーキャップ】の2点を購入すると安価に済ませられますよ。

アイボリーか、それともブラックか

REALFORCEでは主にアイボリーかブラックの2色のキーボードが販売されています。

Mac用ではホワイトやブラック、一部限定モデルで赤と白色のモデルが販売されていますが、
基本的に白寄りの色か黒かの2色で選ぶことになるかと思います。

 

アイボリーとブラックの所有経験のある私からした感想ですと、
アイボリー:キートップは見やすいが、色が古臭く感じてしまう
ブラック:シンプルなデザインで、レーザー刻印ならゴールドのような文字が映える

といった違いがあり、カッコよさを求めるならブラック一択ですが、
特に気にしない方はアイボリーを選んだほうが無難かと思われます。

 

また、別売で単色ではありますが、いくつかの色のキーキャップも販売されているので、
キーボード本体は黒でキーキャップは赤でカッコよくしたり。
アイボリーでキーキャップを緑にして可愛くしたり。

値は張りますが、複数色のキーキャップを購入し、
カラフルにしたりと、色の配色で遊ぶことも可能となっています。

REALFORCE 静音 のキーボードは個人的に最高峰レベル

最後になりますが、今回の買い物は最高の買い物だったと思っています。

数多くあるキーボードの中でもREALFORCEは高級な部類に入り、
他ですと、HHKB(ハッピーハッキングキーボード)といった高級キーボードが存在します。

どちらもキーボードは差別化がシッカリとされており、
テンキー付きで、メカニカルではなく静電容量無接点方式のモデルがあるのはREALFORCE。
余計なキーを最大限排除してコンパクトにしたのがHHKB。

ただ、矢印のキーなどを使う機会の多い管理人にとって、
そのキーが取り除かれているHHKBは購入予定がありません。

 

また、いくつかのREALFORCEのキーボードを触ってきましたが、
同じブランドのキーボードでも「こんなに違いがあるものか!」と思うことが有り、
やはりREALFORCEを購入しておけば間違い無い、というわけでも無さそうです。

ただ、間違いなく言えることは…

  • 光るキーボードが欲しい人は、別にREALFORCEを買わなくても良い
  • APC機能付きのキーボードが欲しいなら、別にREALFORCEじゃなくても良い
  • 静電容量無接点方式のキーボードが欲しい人はREALFORCE
  • とにかく静かな打鍵音を求める人はREALFORCEかHHKB

といった分け方が出来るので、自分に合ったキーボードを見つけてもらえたらと思います。

 

今回、REALFORCEでも(ほぼ)フル機能の付いたキーボードを購入したわけですが、
もうこれ以上良いキーボードと巡り会える機会はもう無いんじゃないか?
と思うほどに良いモノに出会えたので大変満足しています。

打鍵の気持ち良さも大事ですが、打鍵音の静かさ、耐久性、テンキーの有無、APC機能など、
私が欲しかった機能が上手いこと全て詰まった最高のキーボードだと思っています。

ほぼイキかけました
タイピングしてるときの感覚と言ったらまさにコレ。

 

中にはカチカチと打鍵音のするキーボードが好きな人もいるようですが、
あれは聞いている分にはいいのですが、実際に自分で使うとなるとうるさすぎて耐えられません。
(最近はYOUTUBEなどで打鍵音を聞くだけでも嫌になってきました)

特に夜中とか音が響きすぎて、同居する人がいる場合やペットを飼っている場合ですと、
寝ているところを邪魔してしまうのではないか?とまで考えてしまって辛いです。

もちろん、部屋を分けたりしているのであれば問題は軽減できますが、
同室にいる場合は間違いなく”うるさい”レベルですので、
環境も考えてキーボードを選ぶ事も大切かと思います。

 

最後になりますが、REALFORCEはとても良いキーボードですので、
「ちょっと高いよな…」と思っても、奮発して購入に踏み込む事をおすすめします。

ただし、何度も言いますが、ご自身に合ったキーボード選びを間違えないでください。